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中年オヤジの趣味と備忘録ブログ 

LUMIX S9に似合うレンズを考えてみる ※5/26更新

  本ページは商品のリンクにプロモーションが含まれています

今回はまもなく発表間近と噂されている『LUMIX S9』について現時点でリークされている情報と、そこから考えるS9の小型ボディに似合いそうなレンズを考えてみたいと思います。
※5/22日に噂通り発表されました。

発売日:2024/6/20

国内価格:20万8000円前後(ボディのみ)

       24万1600円前後(20-60mmレンズキット)

            28万7000円前後(20-200mmレンズキット)

S1/S5M2ユーザーとして『LUMIX S9』について書いてみました。

以下の記事の内容は発表前の噂を元に書いています、ご了承ください。

 

LUMIX S9とは

『LUMIX S9』とは2024年5月23~24日辺りに発表されると噂されているLUMIXの新型フルサイズLマウントカメラです。

今現在でL-Rumorsがリークしている情報をまとめると

  • 2024年5月23~24日に発表される
  • コンテンツクリエーター向けに作られたカメラ
  • ブラック・グリーン・ブルー・レッドのカラーバリエーションがある
  • 価格はS5Ⅱより200~300ドル安い設定
  • S5Ⅱの24MPセンサーを搭載している
  • 非常にコンパクトでFUJIFILMのX100Ⅵより小さい
  • ファンは非搭載
  • EVFは非搭載
  • メカニカルシャッターは非搭載
  • アクセサリーシューに接点が無い
  • LUT専用のボタンがあり独自のLUTをアップロードできスタイルを選択できる
  • バリアングルモニタ搭載
  • IBIS(ボディ内手ぶれ補正)搭載

となっています。

本体の前面と上面のリーク画像も出ており、非常にコンパクトなカメラに仕上がっているようです。







 

LUMIX S9はどういった人をターゲットにしたカメラ?

さてここまでのリーク情報から考えて『LUMIX S9』はどういった人をターゲットにしたカメラなのでしょうか。

まずボディの画像から分かるようにフルサイズとは思えない非常にコンパクトなカメラで、価格もS5Ⅱよりさらに200~300ドル安く設定されているようです。

なので今までその大きさや価格からフルサイズに手が出しづらかった人にも比較的手軽に購入しやすい、そしてそのコンパクトさから手軽に持ち出しやすいカメラになっていると思います。

S5Ⅱのセンサーと同じということは位相差AFを積んでいてセンサーの性能も一定の評価があるのも安心感がありますね。

日常使いのコンパクトなフルサイズカメラを探していた人達には刺さるカメラになっているではないでしょうか。

 

動画向け?静止画向け?

ここでリークされている仕様を細かく見ていくと『LUMIX S9』が得意とする被写体やコンセプトが見えてきます。

まず今現在のリーク情報ではメカニカルシャッターが非搭載だと言われています。ということは電子シャッターのみになり、S5Ⅱと同じセンサーを搭載しているS9では動体のスチル撮影が苦手の可能性があります。

cinedのラボテストによると、S5Ⅱのローリングシャッターのスキャン速度は22msで現行のフルサイズカメラの中では比較的遅いほうです。

スキャン速度が遅いとどうなるかと言うとローリングシャッター現象で動いている被写体に歪みが出てしまいます。

上の動画のようにローリングシャッター現象で動く被写体が歪んでしまうとなると静止画メインの人には訴求力が弱いと言わざるをえません。

またEVFが非搭載である事やアクセサリーシューに接点が無い事(外部フラッシュ等が使えない)を考えても、本格的に静止画を撮る為に設計されたカメラでは無い事がわかります。

ただし全く静止画撮影に向いていないかと言えばそうでも無く、小型軽量を生かした機動力で町中でのスナップ撮影やサブ機としてのポテンシャルは高く得意とする所かもしれません。

一方でバリアングルモニターを搭載していることや、専用のLUTボタンがあることを考えるとVlog撮影等に使ってもらうコンセプトで作られたカメラかなと感じます。

リーク情報にはありませんが簡単にSNS等に写真や動画をシェアできる機能がついていれば(LUMIX Syncというアプリが既にありますが余り評価が良くないです)、若い人達の間で人気が出ることもあるかも。

ただあくまでリーク情報に基づく私の予想というか妄想ですので、正式発表されて蓋を開ければ全く違ったコンセプトのカメラだったって事もありえますが。。。

どちらにせよ、このコンパクトな筐体でフルサイズセンサーのLUMIXの美しい画が撮れるなら非常に魅力的な機種になりそうです。『LUMIX S9』のさらなる詳しい情報が早く欲しいですね。

 

グリップ等のアクセサリーが用意されている? 

L-rumorsの新しい情報によるとS9にハンドグリップが装着されている画像が確認できたそうです。

カメラのデザインはスタイリッシュですがグリップが無いので大きなレンズを付けた時に心配でしたがこれならS9のコンパクトさを失わずにホールディングが上がりそうです。

グリップ以外にも役に立つ追加のアクセサリーが用意されているのかもしれませんね。

 

海外AmazonでSirui製のハンドグリップを付けたS9が確認されている※5/22更新

サードパーティのSIRUIからS9用のハンドグリップが発売されることが確認されたようです。

バッテリーが写っている画像をみるとサイズと形からS5Ⅱ共有の「DMW-BLK22」に見えますね。USBやHDMIのポート類が確認できませんがどこにあるんだろ。

 

『LUMIX S9』に似合うレンズを考える

さてここからタイトルにある本題です。

どれだけ本体ボディがコンパクトでもレンズ交換式カメラである限りはレンズの大きさがプラスされます。

要するにレンズもS9に見合ったコンパクトものをチョイスしないと、S9の最大の魅力であるコンパクトさをスポイルされてしまうと言うことです。

上の写真は『LUMIX S9』のリーク写真にマウント部分の大きさを合わせて『S PRO70-200F4』のレンズを装着した例になります。これはこれでありなのかもしれませんがここまで大きなレンズを使うならグリップもしっかりしたボディを選びたいですよね。

いや本体のサイズを無視できて、ほぼレンズだけの大きさで運用できると考えればありなのか。。。。。いや無いですね。

という事で私が考える『LUMIX S9』に似合いそうなコンパクトなレンズを幾つか上げていきたいと思います。

 

新たに発売予定と噂の『26mmF8』パンケーキレンズ

まず初めは何と言っても『LUMIX S9』と同時に発表予定と噂のパンケーキレンズ。

新しいリーク画像もでできて『LUMIX S9』と組み合わせた画像はコンデジのようにコンパクトですね。

ただこちらのレンズは今のところはMF専用のレンズと噂されています。F値も8なのでそこまでピントにシビアではないと思いますが、この時代に純正でMFパンケーキレンズとは中々思い切った事したなちょっと驚きました。

本体側でのピーキングやレンズにも距離指標などがあるし、もうすこし絞ってパンフォーカスで撮るにはあまりネガな部分では無いのかもしれません。

それよりもこの『LUMIX S9』にパンケーキレンズが付いたコンパクトなカメラがフルサイズとは中々想像できないですよね。

こちらのパンケーキレンズは『LUMIX S9』と同時に発表ですが発売は9/10月頃になるようです。

同時に発売して欲しかったというかするべきレンズだと思うのですが、色々と事情があるのでしょう、仕方無いですね。

新しいリーク情報によるとアメリカでは『LUMIX S9』を購入すると無料でもらえるようです。そして性能面でもしっかりとしたレンズのようですね。

無料かどうかは地域によって違うようですが、日本でも無料でもらえる事を祈りましょう。

※国内でも正式に発表されました。

news.panasonic.com

※国内でもS9を購入すれば25mmF8パンケーキレンズを無料でもらえるようです。

新たに発売予定の18-40mm可変絞りのパンケーキズームレンズ

こちらも『LUMIX S9』と同時に発表予定のレンズになります。

18mm始まりという事でVlog撮影にも便利そうなレンジなっていて、テレ端が40mmというのも良いところ付いていると思います。GR3Xを愛用している身とすれば40mmってなかなか絶妙な画角なのですよね。

絞り値がまだ不明ですが最近のLUMIXのレンズのコンパクトさは目を見張るものがあるので、こちらのレンズも驚くほどコンパクトになっている事を期待したいです。

さすがにこのレンズはAF搭載だと思うのですが、先程のパンケーキ単勝点レンズと同じく発売は『LUMIX S9』より少し先の9/10月になる予定だとリーク情報ではなっています。

 

キットレンズ? S20-60mm F3.5-5.6

リーク情報では発売開始時に『LUMIX S9』のキットレンズとなるのがこの 『S20-60mm F3.5-5.6』とのことです。

マウント部で縮尺を大体合わせらこんな感じでしょうか。『S20-60mm F3.5-5.6』自体は非常にコンパクトなズームレンズなのですが、S9のボディがそれ以上にコンパクトなのでちょっとアンバランスに見えますね。

このレンズ私も愛用していますが、20mmの広角から標準よりちょっと長い60mmまでという絶妙なレンジにコンパクトなサイズと非常に使いやすいズームレンズです。

性能面でもシャープで接写も得意でLマウントユーザーなら一本持っていても損はしないレンズだと思います。

 

SIGMA Iシリーズ

続いてはシグマのIシリーズです。

シグマと言えばLマウントアライアンスの一角を担うメーカー、ということはサードパーティレンズでは無くネイティブマウントレンズになります。

そんなシグマのレンズの中でもコンパクトな駆体と光学性能から人気があるシリーズがIシリーズになります。

金属削り出しの所有感が満たされる作りにシグマならではの光学性能&コンパクトさで私もIシリーズの45mmF2.8は大好きなレンズでS1やS5Ⅱ付けて愛用しています。

今現在のラインナップは9本となっていて超広角から準望遠まで幅広く選べて魅力的ですね。

同じくマウント部分で合わせてみましたが中々格好いい組み合わせですよね。

 

TTArtisan 50mmF/2

続いて紹介するのはTTArtisan 50mmF/2になります。

TTArtisaは深センに本拠を置く2019年に設立された比較的新しいレンズ開発を行っている「銘匠光学」が展開するブランドです。

「銘匠光学」はライカMマウントから各社日本メーカのカメラまで幅広く販売していてそのリーズナブルな値段と高い品質から人気があり、私も幾つかレンズを所有しています。

そんな「銘匠光学」のレンズでS9に似合いそうなレンズがTTArtisan 50mmF/2になります。

MFレンズになるので少し癖のあるレンズですが解像性能は悪くありません。このレンズついては以前に記事を書いていますのでご参考ください。

像面湾曲がすこし強いですし、あまり寄れませんので万人におすすめできるレンズではないのも確かです。

同じく取り付けた画像を作ってみました。これもなかなか格好良いですね。

 

SHOTEN LM-LSL MⅡ (ライカMマウント→Lマウント変換アダプター)

最後はライカのMマウントレンズをLマウントレンズで使用するための変換アダプターの「LM-LSL MⅡ」になります。

こちらのマウントアダプターは焦点工房さんから発売されているものでブラック・シルバーの2種類がりあります。S9の発表と関係があるのかは不明ですが、現在2024/5/19時点では両色ともに売り切れで次回入荷は7月下旬になっていますね。

こちらのマウントアダプターはヘリコイド付きになっているのがポイントで、比較的長い最短焦点距離のMマウントレンズを寄りで撮影することができます。

加工精度も中々に高そうでMマウントレンズに似合いそうですね。

ヘリコイド機構が無いものは在庫があるようです。

 

感想・まとめ

今回はまもなく発表間近と噂されている『LUMIX S9』について書いてみました。

まだ発表前のあくまで噂に基づく事が殆んどですので、スペック等に付いては話半分で捉えて貰えればと。

何にせよ久しぶりのLマウントカメラなので公式発表が非常に楽しみです。私自身は購入するかどうかはまだわかりませんが、バリアングルでは無くチルト液晶なら欲しかったかなぁという思いはありますね。

そして忘れてならない本命のS1/S1Rの後継機も期待していますよLUMIXさん。

筆者愛用中のLマウントカメラ。少し前のファームウェアアップデートで益々魅力的かつコスパ抜群のカメラになりました。

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