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中年オヤジの趣味と備忘録ブログ 

PENTAX17を使ってみた感想・レビュー 実写編 ※10/27更新

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前回の記事に引き続き『PENTAX17』を使ったみた感想を今回は実際に撮った写真を見ながら書いて見たいと思います。

 

使用したフィルム

発売日に手元に届いてこの記事を書くまでに撮り終えたフィルムは3本。他のカメラを使用しながらというのもありますが、やはりハーフサイズだと他のフィルムカメラと比べて体感的に一本撮り終えるまでが長く感じますね。

使用したフィルムの詳細は

  • Kodak ULTRAMAX400
  • FUJIFILM SUPERIA X-TRA400
  • FUJIFILM SUPERIA PREMIUM 400

の3本です。ほんとは私の大好きなネガフィルム『Kodak Ektar100 』でも撮影する予定だったのですが、訳あって今回の記事には間に合いませんでした。この話はいずれまた。。。

カメラ自体の操作性などの感想は前回の記事もご参考ください。

家族写真カメラとしてのPENTAX17

私の今のメイン被写体は家族です。週末のお出かけや何気ない日常の記録として写真や動画を撮っています。

SUPERIA PREMIUM 400

そんな私が『PENTAX17』を手に入れてから家族とのお出かけにこのカメラを持ち出して使用してみた感想は「やっぱりフィルムで撮る家族写真て良いよね」です。

SUPERIA X-TRA 400

なんでしょうか、決して写真の質では無くて思い入れというか一枚に対する気持ちの違いと言うか。デジタルでも一枚毎丁寧に撮れば違いなんて無いのかもしれませんが、どうしても撮影枚数に制限が無い(バッテリーや記録メディアの制限は勿論あります)為か甘えというか、無駄なシャッターが多いような気がします。

SUPERIA PREMIUM 400

もともと私はデジタルとフィルムどちらが良いとか駄目では無く、どちらも適材適所で使えば良いというのが今の考えです。

しかし撮影のコストや正確性の面でデジカメに優位性がある場面が多いのは確かだと思います。

それが現代の最新の技術で作られたハーフフィルムカメラである『PENTAX17』は、撮影のコスト面や故障に対するリスクが、現在では中古市場でしか入手できなくなったフィルムカメラに比べ格段に低くなっており、フィルムカメラでの撮影をより身近なものにしてくれています。

SUPERIA X-TRA 400

もうひとつ『PENTAX17』で家族を撮影していてデジタルとは違ったことがあります。

それは子供達に「カメラ貸してよ」「そのカメラ(PENTAX17)で撮らせて」とよく言われる事です。

デジカメで撮影している時でもたまに言われるのですが、なんでしょう『PENTAX17』の可愛らしい見た目からなのか巻き上げレバーの動作が楽しいのか、以前よりもよくカメラを貸して撮らせてほしいと言われるようになりました。

SUPERIA X-TRA 400

ただ、今まであまりカメラが増えても違いが分からないのか何も言わなかった妻が、明らかに他のカメラと違うルックスの『PENTAX17』を一目見て「またカメラ買ったの!?」と発言するぐらいなので、奥様で内緒での購入は難しいかと思います。。。。

 

スナップカメラとしてのPENTAX17

では次にスナップカメラとしての『PENTAX17』ですが、やはりゾーンフォーカスという特性上どうしても速写性という面ではデジカメには敵いません。

SUPERIA PREMIUM 400

 

URTRAMAX400

ただこれも使い込んで距離感を体が覚えればもう少し早く対応はできそうではあります。

SUPERIA PREMIUM 400

URTRAMAX400

それに速写性を求める撮影だけがスナップ写真では無いですしね。時にはじっくりと考え、次にフレームにやって来る何かを身構えながらで撮るスナップ撮影も楽しいものです。

SUPERIA PREMIUM 400

まぁ往年の名作達がフィルムカメラで撮られている事を考えれば、今更私が偉そうに講釈を垂れるまでもないですね。。。

 

旅行写真としてのPENTAX17

8月のはじめに小旅行に行ってきまして、もちろん『PENTAX17』もお供に連れていきました。

SUPERIA X-TRA 400

旅先での撮影って撮影旅行でも無い限りあまりじっくり撮影できない場合が多いですよね。

ましてや家族旅行となると撮影の為に時間を割くのは同行者に申し訳無いですし、かといって一枚一枚が撮り直しができないロケーションだし。

SUPERIA X-TRA 400

そう考えるとフィルムカメラで撮影するのは少し不安があったのですが、現像から上がってきた写真を確認してその思いは杞憂だったとわかりました。

SUPERIA X-TRA 400

ゾーンフォーカスの位置さえ注意すれば、露出は正確で補正も自分の思っていた通りにできているし(撮影後すぐに確認できないので後付で納得している可能性もありますが。。)、何と言っても最新設計のレンズはハーフサイズというのを忘れるぐらい良く写ります。

SUPERIA X-TRA 400

SUPERIA X-TRA 400

ここで『PENTAX17』で撮影していて気を付けた方が良い事。

  • ポケットに入れていると何時のまにかモードダイアルが動いてしまっている
  • ブライトフレームファインダーなのでレンズキャップをしたままなのに気づかずに撮影してしまう

モードダイアルはロックができれば最高だったかなと。おっちょこちょいな私はついダイアルを確認せずに撮影してしまう事がしばしばありました。

レンズキャップも同様に失敗を何度かしましたが、最近はインジゲーターランプ(点灯の仕方で色々と情報を教えてくれる)を注意して見るようにしています。

SUPERIA X-TRA 400

今回の旅行ではミラーレスカメラのサブで『PENTAX17』を持っていきましたが、次回は本機とフィルム数本にサブにGR3でも十分かなと感じました。

 

編集で2枚セットの組写真にしてみる ※10/27更新

『PENTAX17』で撮影した縦構図の写真を編集ソフトで組写真風にしてみました。

焦点距離が37mmとなっていますが換算値です

撮影で意図して連続した写真を組み合わせるのは中々に難しいので編集でしてみたのですが、これが中々楽しいです。

ハースサイズですから2枚組でちょうど35mmフィルムの一枚分の大きさにになりますね。

以前からハーフサイズカメラの組写真って素敵だなぁと思っていたのですがこれなら気軽に楽しめます。

なんなら別日に撮った別のフィルムの写真を組み合わせる事だって出来てしまいます。別にデジカメで撮ったものでも同じ事できるのでは?という意地悪なツッコミは無しで。ハーフサイズフィルムカメラで撮ったものを組写真にするから楽しいんです。。。自己満足ですけどね。

フィルムで撮影した後はスキャンしてデジタルデータとして鑑賞する事が多い現代では、これがハーフカメラの新しい楽しみ方なのかもしれません。

これは工夫次第では色々と楽しめそうだな、縦構図でもっと写真撮らねば。。。。

 

感想・まとめ

今回はRICOH/PENTAXから発売されたフィルムコンパクトカメラ『Pentax17』で撮影した実写を見ながら感想を書いてみました。

当初はハーフサイズであることに少し不安があったのですが、実際に使ってみると良く写るレンズに撮影枚数が35mmカメラの倍撮れる仕様と良く考えられたフィルムカメラだなと改めて感じました。

まだまだ品薄状態が続いているようなので、一先はフィルムカメラプロジェクトは成功といっていいのかな?

この勢いのまま是非RICOH/PENTAXさんにはフィルムカメラ第二弾もお願いしたいですね。

SUPERIA X-TRA 400

 

 

ようやく生産の目処がついて販売が再開されたようですね。

今回使用したフィルムです。随分と種類は減りましたが、今現在も販売してくれいるのがありがたいですね。


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