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中年オヤジの趣味と備忘録ブログ 

3ヶ月使ってみてOSMO Action4➟Action5 proにして良かった事 ※12/21更新

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早いものでもう師走、Osmo Action5 Proも使い始めてから3ヶ月程立ちました。

お出かけの際に必ず持ち出すほど気に入って使用しているカメラですが、前機種のAction4も大変重宝したカメラでした。

という事で使用開始から3ヶ月程で気付いた『OSMO Action4』から良くなったと思ったポイントを書いていきたいと思います。

 

Action5 Proになって良かった事 『画質』編

まずは画質の面で感じた『Action4』から『Action5』になって良かった事を書いていきます。

ファーストインプレッションでは『Action4』のほうが画が好みと言い切っていた私ですが、実際に3ヶ月使用してみて感想はどう変わったのか。

 

4よりダイナミックレンジが広い

ここは前回のファーストインプレッションの記事と違ってきますが、実際に使っていると『Action5』はダイナミックレンジが広いです。

正確にいうとセンサーのダイナミックレンジが広いというよりHDRの処理が上手い様な印象を感じています。

『Action4』でも通常の撮影ですでにHDR処理(HLGでは無いです)がされているはずですが、『Action5』になってより階調が豊かな映像になっていると感じます。

撮り比べてみると『Action5』の方が左の建物や正面のマンションの暗い所から空の明るい所までしっかり映し出しているのが分かると思います。

ただメリハリを感じるのは『Action4』かも知れませんがこの辺りは好みですかね。ちなみにこのぐらいの差なら後編集でどちらも近づける事が可能だと思います。

私は初めはメリハリのある『Action4』の映像の方が良いかなと思っていたのですが、最近は撮って出しで全体的にフラットに写っていてくれる方が嬉しいので『Action5』の撮れる画に満足しています。

 

HLG撮影ができる

ファーストインプレッションでも書きましたが『Action5』からHLG撮影対応になりました。HLGとは何ぞやってかたは過去記事で軽くですが説明してますのでご参考ください。

基本的にはHLG対応モニターを持っていて鑑賞環境がある方がメリットのある機能ですが、上の記事のようにHLGで撮影したものはノーマル・D-LogMで撮影したものより映像の情報量が豊富なので後編集等でも有利です。

上の動画からの切り出し写真を見てもらえれば分かるように『Action4』は空の部分が飛んでしまっていますが、『Action5』でHLG➟Rec.709にしたものは空の部分も綺麗に映っています。

このように編集で一手間かかりますがHLG撮影ができるとSDRモニターの環境でもメリットがありますし、HLG対応モニターで本格的なHDR映像を楽しむ事ができるので嬉しい機能追加ですね。

 

D-logM➟Rec.709とHLG➟Rec.709の違いがほぼ無い

「いやいや上でHLG撮影のメリットを書いておきながら何言うてんねん」と突っ込まれそうですが、最終的にRec.709にするという前提で色々と撮り比べてみると『Action5』のD-logMは優秀だなと感じてます。

上の画像はD-logMに公式LUTを当てた映像とHLGで撮った映像をDaVinci Resolveのカラースペース変換でRec.709にした映像を切り出したものです。

ファーストインプレッションでも書きましたが色味はHLG➟Rec.709の方が好みなんですが階調性はほぼ違いが無いように見えます。

明暗差の激しいシチュエーションでも撮り比べて見ましたが『Action5』のHLG➟Rec.709とD-logM➟Rec.709は比べて殆ど差がないと感じました。

上の画像はかなり薄暗い場所でしたが暗部も明部も殆ど差がなく撮れていて、『Action5』の素のHDR処理(HLGでは無い)の優秀さがわかりました。

細かく見ればやはりHLG➟Rec.709の方が暗部をよく映し出していますが、今のところ撮影はD-logMでして、色味は後編集のLUTの掛け具合とグレーディングで何とかしようかなと考えています。

ちなみにHLG撮影時はISO上限が6400までなのでご注意ください。

 

Action5 Proになって良かった事 『使いやすさ』編

続いては実際の使い易さの面で感じた『Action5』にしてよかったポイントを書いて見たいと思います。筐体自体に差がない両機種ですが使い勝手に差はあるでしょうか。

 

バッテリ持ちが4より良い

『Action5』から新型のバッテリーになり大きさは同じですが容量がUPしました。それにより連続撮影時間も長くなっています。

体感てきには『Action4』にくらべて1.5倍まではいかないですが、1.2~1.3倍位は長持ちしているように感じます。

『Action4』ではバッテリーケースが付いてるアドベンチャーコンボを購入していたのですが、新型バッテリではこのバッテリーケースが使えずケースも新型にする必要があります。

なので『Action5』ではバッテリーを追加で購入したのですが今のところ1日お出かけしてちょっと撮影したぐらいでは、バッテリー交換することは無いです。

もちろん車載動画や長回しする場合は予備のバッテリーを用意したほうが安心だと思います。

ちなみにこの新型バッテリーは『Action4』にも使えます。こちらの方の動画が参考になりました。

 

背面液晶が大きくLUT補正機能が便利

これは使っていて1番違いを感じた箇所でもありますが、背面ディスプレイが大きくてD-logMで撮影した映像もLUT補正機能で色付きで確認できます。

上の画のようにぱっとみると違いがないように見えるのですが使ってみると以外と違いが大きいです。

同じD-LogM設定ですが左の『Action4』に比べ右の『Action5』はLUT補正により色がついているのが分かると思います。
実際に撮っている時もそうですが、後で確認する時に色がついていると確認しやすいので追加されて良かった機能の一つだと感じています。
 

良くなかった事 ※12/21更新

今度は逆に『Action4』から『Action5』して良くなかった事ですが、画質面に関しては今のところは無いです。
使い始めた当初は『Action4』のほうが良いかなと感じていたのですが、上に書いたように今は『Action5』の画質に満足しています。
では何が良くなかったかというとハードウェア部分で電源ボタンの操作性になります。

『Action5』の方が大きくなっています

上の比較写真を見ると大きくなった『Action5』の方が押しやすく操作性が良さそうに見えますが、実際操作してみると押しにくいです。

『Action5』の電源ボタンは面積は大きいのですが押し込める箇所が真ん中だけなので今までの様に指の腹だけで押そうとするとしっかり押せてない場合が多いです。

Actionシリーズでの撮影はスナップショット機能を使う事が多いのでそこまで頻繁に電源ボタンをON/OFFしないのですが、それでも押しにくくなったのは良くないです。

そして困った事にこの電源ボタンはQSスイッチと併用になっています。カメラの電源がONの状態で軽く押すとQSの設定切り替えになり、長押しで電源がOFFになる仕様になっています。

他の機能が付いた電源ボタンが押しにくくなった事で、カメラの電源をOFFにしたつもりがQSスイッチの切り替えになっていてOFFになっていなかったり、QSの設定が切り替わっていたりして気づかずに撮影してしまったりという事が実際に何度かありました。

常に背面ディスプレイを見ながらの撮影ならまだ良いのですが、最近はネックマウントでのPOV撮影でディスプレイを見ない事が多いので、以前より気を付けてボタンを押すようにしていてちょっとストレスです。

一方、RECボタンは同じく『Action4』から大きくなったのですがこちらは押しやすくなっています。

なんでだろ?ボタンの形(丸と四角)の関係なのか上から押し込むのと横から押し込むのとの違いなのか 、いっそ電源OFFは押しやすいRECボタンで出来ればよいのに。

 

 

感想・まとめ

今回は使用開始から3ヶ月程で気付いた『OSMO Action4』から良くなったと思ったポイントを書いてみました。
ファーストインプレッションの時には気づかなかった進化ポイントが使い込んでいくと分かってきて、懐の広いアクションカメラだなと思います。また使っていて感じた事があったら追記していきたいと思っています。
一部操作性については良くなかったポイントもありますが、総じて『Action4』から『Action5』して良かったと感じいて、見た目は変わりませんが中身は結構な進化を遂げているアクションカメラではないでしょうか。DJI恐るべし。。。。

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