今回は地元須磨浦で開催されている『早採りワカメ』株つけ体験オーナーというイベントに参加してみたお話です。
子供も大人も楽しめて、何と言っても新鮮で貴重な早採りワカメが大量にゲットできるお得なイベントなので海藻好きの方は要チェックです。
須磨浦『早採りワカメ』株つけ体験オーナーとは
栄養豊富でリーズナブルなお値段でどんな料理にもある食材といえばワカメ。刺し身にサラダ、佃煮にスープの具、上げだしたらきりが無いほどに日本人の食卓常連さんですが、収穫されるのは2~4月の今の時期だけなんです。
そんなワカメを本来の収穫時期より早く収穫した少量ながら幼芽で柔らかいワカメが『早採りワカメ』になり、そのワカメの株付けから摘菜までを体験できるのが須磨浦『早採りワカメ』株つけ体験オーナーというイベントです。
リンク先は第11回の記事ですが今年2025年も第13回として開催されていました。
応募要項は用紙に必要事項を記入してFAXで送信する形態だったのですが今年からはWebでも受付をするようでうす。
参考までに参加した第13回はこんな応募用紙でした。
リピート率が高いイベントのようなので、定員オーバーする前に参加したい人は早めに応募するのが良いかと。
12月初旬 ワカメの株付け
実はかく言う私もこのイベントに参加するのは初めてでは無くリピーターでして、今年も無事に登録が済んだので株付の日を楽しみに待ってました。
そして冬の訪れを感じ始めた12月の初旬、いよいよ今年も株付けの日がやってきました。
場所はここ、JR須磨駅から歩いてすぐです。


近くにいくとのぼりが上がっているのですぐ分かると思います。


食べ物の屋台も出ていてちょっとしたお祭りムードです。
会場についたら事前に割り振られている番号の場所を探します。
今年も結構な人がイベントに参加しているようで、ワカメ好きの方々が楽しそうにワカメの株付けをしてました。
これがワカメの株です。これを6mのロープに18株程つけます。
これが株付けようのロープ。このロープにさっきの株をつけていきます。
こんな感じでロープの隙間に株をいれていきます。
これが完成形。こんな小さいので大丈夫なの?って思いますよね。私も最初はそう思ったのですが後に自然の偉大さを思い知ることになりました。。。。。
全ての株をロープに付けたら本日の作業は終了。株つけしたロープは漁師さんに預けて後はお任せします。
年が明けて2月中旬に収穫
株つけから2ヶ月ちょっと過ぎた頃、年が明けた2月中旬頃にいよいよ収穫の日がやってきました。
今回はお持ち帰りがあるので次男を乗せて自転車で向かいました。
自分たちの番号の場所を探します。さぁあの小さな株が2ヶ月でどれだけ育っているでしょうか・・・・・・・
はいドーン!
どうですこれ、凄いですよね。ワカメが育ちすぎて、もはやロープが見えません。
もう何だかよくわからない物体になってますが、安心してください『早採りワカメ』です。
さぁここからが一仕事です、ハサミを使ってワカメを採っていきます。子供たちも早くワカメに触りたくて大はしゃぎ。




採ったワカメをどんどん袋に詰めていきます。
ここからが本番!? ワカメの下処理と実食
帰宅してさっそく今回の採れ高を確認してみました。


採れたワカメは姉夫婦と分け合ったので私達が持ち帰ったのは2袋分。どれだけ採れたか重さを測ってみましょう。
一袋目は・・・・・・・
12.8kg!! そりゃ重いわ、途中で袋が破けてたもの。
続いて2袋目は・・・・・・・
6.1kg!! 流石にそんなに沢山いらないとだろと小さめの袋を選んだので、こっちは控えめですね。
ということで12.8kg+6.1=18.9kgが今回持って帰れった早採りワカメの成果になります。
実際は同じぐらいの量を姉夫婦も持って帰っているので、単純にその倍として37.8kg程は採れたという事だと思います。
冷静に考えたらワカメ約38kgって相当な量ですよね。
ワカメを洗って茹でいく
さぁここからが本番といっても過言ではありません。とったワカメを美味しく食べるために下処理をしていきます。
まずは流水でよく洗っていきます、先程のワレカラ等がゴミも付いているのでここでしっかり洗いましょう。
量が多すぎるのでボウルやザルなど使っていては間に合わないのでシンクでそのまま洗います。
量が量なので洗うだけでも大変です。
鍋や寸胴に水を張って沸かしておきましょう。


採れたてワカメを食べてみる
感想・まとめ
最近では須磨シーワールドがオープンしたり、それに伴って須磨海岸や海浜公園も再整備されているのでご家族や友人と訪れても楽しめると思いますよ。
日によっては海岸キッチンカーが出いたりしています。
ワカメの茎は結構しっかりしているので、よく切れるハサミを持っていきましょう。