
現在、世界的にメモリ(DRAM)・SSD(NAND)の品薄と記録的な値上げ状態が続いています。これはもう「待てば安くなる」という状況ではないと思い、今回数年ぶりにPCのグラフィックボードを買い替えてみました。
品薄・値上げの原因は生成AIブーム?
既に色んな記事や報道で取り上げられていますが、このメモリの品薄・値上げの主な原因はAIブームによるものだと言われています。
現在メモリメーカー(Samsung・SK Hynix・Micron等)の向上では、通常のPC用メモリ(DDR5など)を作るラインが、AI専用の超高性能メモリ「HBM」にどんどん書き換えられています。

また「HBM」は製造が難しく、通常のDDR5メモリと比較して約3倍のウェハ面積を消費します。つまり「HBM」を1つ作る為にには私達が使うメモリ3枚分の生産能力が犠牲になっているのです。
またタイミングが悪いことに、2025年10月の「Windows10終了」に伴う大量PC買い替え・アップグレード需要もこの品薄の原因の1つとも言われているようです。
RTX5060Ti 16GBと悩んだ末にRX5070を購入
実をいうと今回のグラボの買い替えは「メモリ品薄・値上げ」が騒がれる以前から計画していたものでして、何を購入しようかのんびり考えている間に冒頭の騒ぎになってきたので急いで購入しました。
いやー世の中どういった動きに傾くか判らないので、思い立ったら即行動しないといけないなと改めて感じましたね。
で、最終候補で悩んだのが『RTX5060TI』と『RTX5070』の2機種。両機種のスペックを簡単に表にしてみました。

そもそもPCでゲームを全くしない私が何故グラボを買い換えるのかというと「Davinci Resolve」を使った動画編集用途の為です。
以前買い替え時に色々と調べた時に、動画編集にはVRAMが多いグラボが有利とあったので『RTX3060 12GB』を選んで今まで使用してきました。
なので今回もVRAMが16GB積んである『RTX5060TI』を購入しようと考えていたのですが、純粋な性能差では『RTX5070』が有利でVRAMと同じく多く搭載していると有利な「CUDAコア数」が1.3倍ほど多いです。
う~んどうしようかなと悩んでいると、箱潰れによる新品お値打ち品の『RTX5070』をたまたま見つけてそく購入しました。

ちなみにお値段的には私が調べている時点で『RTX5060TI』が7万円台後半~、『RTX5070』が8万円台前半~と同じ様な価格帯だったのですが、このブログ執筆中に調べてみたら結構値上がりが進んでいて驚きです。
早速グラボを入れ替えて試してみる

という事で早速とりつけてみようと思うのですが、まずは外見を見てみます。今回選んだ『RTX5070』はMSI製のファンが2個のものです。3連ファンの方がよく冷えると思うのですが、私のPCケースには入りません。。。。


外装はシンプルで特別光ったりはしないです、いや別に光って欲しかった訳ではないですよ。でもあれ子供受けは良いんですよね。

モニタ端子はHDMI2.1b×1とDisplayPort2.1b×3となっています。


『RTX5070』の補助電源は12V-2×6となっいますが、私の数年前のPC電源では対応していないので付属の8ピン×2二股のケーブルで接続します。

容量的に今のPCの電源でなんとかいけそうなので良かった。ほんとは『5070Ti』も候補に考えたのですが、電源の容量的にちょっと厳しそうだったので諦めました。
※この数日後に正月から電源を新調する事になろうとは、この時の私は知らなかった。。。。この話はまた改めて書く予定です。

ということでサクッと入れ替え終了。CPUのリテールファンがホコリまみれだな、掃除しなきゃ。

外した『3060』と並べてみました。上が今まで使っていた『3060』ですがこっちの方が少し長いですね。『5070』は幅があってファンも大きくギュッと詰まっている感じがしますね。ま、それが性能と関係あるのかは知らんけど。。。。
DavinciResolveで書き出して比べてみる
どれだけ違いがあるのか何時も使っているDavinciResolveで書き出して比較してみました。
ちなみに私のマザーボードはPCI Express5.0には対応しておらず『RTX5070』の性能をフルに使い切ってはいませんのでご了承ください。

テストとして編集した1分程の4K動画を書き出してみました。まずは『RTX3060』の書き出し時間は4分4秒でした。

続いて『RTX5070』で同じファイルを書き出してみるとタイムは2分57秒でした。
その差は1分7秒と一見するとそこまで違いが無いように見えますが、一分程の動画でこの差なので書き出す動画が長ければ長いほど差が出てくると思います。
あとは作業中もサクサク動くのがストレスが無く嬉しいです。
『RTX3060』のときは重い処理(ノイズ除去等)をかけると、すぐに再生フレームレートが落ちるのでタイムラインの画質を落としたりプロキシファイルを作って対応していたのですが、『RT5070』では私の使用用途ぐらいならプロキシ作らずに編集できる感じです。
ついでにCPUも交換することに
ついでというか、このままではCPUも値上げの可能性がありそうなのでこの際載せ替えることにしました。といっても私のPCのCPUは全世代のソケットAM4のRyzen3900Xを搭載しています。マザーボードもソケットAM4しか対応していないため選べる対象は限られたものになります。
CPUもソケットAM5が出た時点でAM4が廃盤になるだろうと思い、買い替えるつもりだったのですが結局今まで更新せず。判断と行動が遅いのはほんと駄目ですよね。

載せ替え候補としては『3900X』の後継機の『5900X』かコア数を落として『5800X』かなと考えていたのですが、甘かったです。
『5900X』が市場にほとんど在庫が無いですな、ちょっと前まで在庫有りのショップが数件あったような気がするんだけどな。
仕方ないから『5800X』にするかと思ったのですが、海外サイトも調べてみようと思いB&Hを見てみると。。。。

あら、『5900XT』の在庫があるじゃない。しかも¥48,384とお値打ちではないか!
と思ったら「日本には発送してやらん」としっかり注意書きがありました。。。。
仕方がないので困ったときのAliexpressさんで探してみる事に。
すると。。。

おぉ!『5950X』が安い!ちょっと怖い気もするけど生産国はどっちみちアジアだし、保証もあるのでポッチっとしました。
発熱が心配だけどこの際だから簡易水冷でも組むかなと考えていると、Aliexpressのショップから「さっきの商品は在庫ないからキャンセルよろしくー」と連絡が。
うーん、こうなった意地でも『5950X』を買ってやると思ってAliexpressのショップで在庫ありそうな所でなるべく安いところを探して購入しました。
今のところキャンセルのメールは届いていないので大丈夫だと思ういます、ちなみにお値段は送料込みで¥54,000程で年明けに届く予定です。
感想・まとめ
今回は数年振りにグラフィックボードを入れ替えた件とCPUを注文した話を書いてみました。
グラボは今のところ不具合もなく性能アップを感じているので満足です。CPUはまた届いたら感想等を書いてみたいと思います。CPUクーラーって何が良いんだろ?結構発熱がありそうなのでちょっと心配。
それと記事内でも書きましたが、DRAMの品薄・値上げの話はよく考えるとナンセンスな話ですよね。
AI需要の為にそのAIを使う為のツールの生産が絞られるって何か違い様な。。。まぁそのうちメモリメーカーの新しい設備が整ってき次第、DRAMの製造も落ち着いて来るんだと思うのですが来年2026年いっぱいは品薄が続くのかなと個人的に思っています。
RTX5060TIは生産中止の危機なんて噂されていましたね。