
PCパーツの高騰が止まらい昨今、旧規格となるSocket AM4が今また注目を浴びているらしいです。今回は自作PC(Socket AM4)の電源が不安点になってきたので新しい物に交換したついでに、CPUも新しいものに交換した話です。
- GPUを交換してから電源まわりが不安定に!?
- ASRock Steel Legend SL-850GW
- 年末にAliexpressで注文したCPUが届くも。。。。
- CPUとCPUクーラーを交換する
- 感想・まとめ
GPUを交換してから電源まわりが不安定に!?
以前の記事で書いたように、少し前にPCのGPUを『RTX3060』から『RTX5070』に換装しました。
GPU換装後暫くは問題なく使えていたのですが、ある日急にPCの電源が落ちるアクシデントが発生しました。
ブルースクリーンにもならずに急にバツンっと電源が落ちてしまう感じです。そして電源を入れ直してもBIOSがシステムチェックをしてる最中にまたバツンと落ちてしまい、「あ、これやばいかも」と焦っていると数分後に何とか再起動できるといった事が何度かありました。
PC内部のパーツのどれかが壊れて発生してるのかと考え、必要最低限の構成で起動するもあまり改善せず。何が原因だろうと色々と調べているとどうも電源が怪しいとのこと。
そういえばGPUの交換を考えている時に、ふと電源の容量的に大丈夫なのかと今付いている電源を調べたらギリギリだったのを思い出しました。
もう自作してから6~7年経つので電源も劣化しているだろうし、GPU交換による消費電力の増加が引き金でいよいよ駄目になったか?と考え新しいものに交換することにしました。
ASRock Steel Legend SL-850GW
という事で早速あたらしいPC電源を調達してきました。今回選んだ電源はこちら

『ASRock Steel Legend SL-850GW』です。ASRockといえばマザーボードメーカーという印象だったのですが電源も作っていたんですね。
選んだ理由は日本製のコンデンサを使用していたり、iCOOLモードというフェンレスモードで静粛性が高かったり、そしてなによりメーカー保証が10年というのが信頼性が高いと思い選びました。

ホワイトモデルと選んだ理由は。。。。店内在庫がそれしか無かったからです。どうしても正月休み中に作業がしたくて、今回は近くのソフマップで購入してのですが店内の陳列棚を何度探しても黒バージョンが無く、店員さんに在庫確認してもらうと「その白モデルが最後の一個」との事だったのでお持ち帰りしました。



私のPCケースは電源が見えなくなるので本体が白くても目立たないだろと思い購入したのですが、まさかケーブルまで全て白だとは。でも、これこれでアクセントになって良いかも。





電源入れ替え作業

2畳でも部屋を充てがってもらえただけ有り難いでございます。

この前のGPU交換でPC内部はある程度清掃したので比較的綺麗ですね。

私の使っているケースは電源のカバーが付いている物になっています。

前言撤回!前のパネルを外したらファンに埃がびっしりと、ひえぇぇぇ~。。。

早朝の作業なのであまり大きな音が立てられない中、なんとか清掃しながら旧電源とケーブルを撤去完了。いやー電源交換って以外と面倒臭いね、ケーブルだけ流用出来たら良いけどそういう訳にはいかないものね。

こちらが今まで使用していた電源で、Antec製の750Wの物です 。

比較すると新しく購入したASRock製の方が少し大きいです。

ではいよいよ新しい電源を組み込んでいきます。

ケースにビルドオン!おぉ、白も結構良いんじゃない!

とりあえず何も考えずケーブルを繋いでいきます。今思えばついでにストレージ類も整理しとけば良かったな。

PCIe12V-2×6Cableが使えるので二股ケーブルはお役目終了です。

うん、ケーブルが一本だとスッキリして良い。

背面側も何とか繋ぎ終わったのでケーブル類を綺麗に束ねて整理していきます。

まぁ何ということでしょう、あんなに乱雑としていたケーブル類が匠の技でここまで綺麗に(ビフォーアフターのナレーション風)って全然綺麗では無いですね、めっちゃ斜めに走ってるし。時間が無いのでとりあえずこれで進めます。

前側もケーブルを整理して電源ケースをつけて復旧完了。せっかくの白だから電源ケース付けないでおこうかなと考えたのですが、ケーブル類を隠せてスッキリするので付けることに。とりあえず電源交換は終了なので電源ON、「ぽちっとな!」

おぉーついた!よかった。急に電源が落ちる事もなくなり凄く安定しています。iCOOL機能のファンレス効果なのか電源からの音は殆ど聞こえません。良いねこの電源。
年末にAliexpressで注文したCPUが届くも。。。。
前回のGPU交換の記事でも書きましたが、年末にCPUをAliexpressで注文していました。そして年明けに「税関を通過したよー」と連絡あったのでそろそろかなと思っていたら。

どーん!と届きました。でも何か入ってるね。

わーい通関料と消費税だー♪今まではAliexpressでそんなに高額の商品を買った無かったから考えなかたけど高額になると普通に掛かってくるのね。。。。。。
これ税金¥1,900でCPUが約¥55,000だから国内で買ったほうが安かったんじゃないか。。。いやそもそも在庫が有るのかわからないし(有ったらショックなので調べない)良しとしよう。

気を取り直して開封していきます。厳重(なのか?)な梱包に包まれたパッケージを開封していくと。

どーん!って箱も無いんかい!まぁまぁどうせゴミになるだけだし、いらんけどね。

裏面の確認中、ピン折れてないよね?

いやーとうとう手に入れました、Socket AM4最高峰のCPU『RYZEN5950X』。

うっかり落としてピンを折らないようにしないと・・・・
RYZEN5950XってどんなCPU
あらためて今回購入したRYZEN5950XってどんなCPUか軽く補足しておきます。
まず規格はSocket AM4というAMDにおける一世代前の規格のCPUになります。AM4とAM5の違いを簡単に表にまとめたものが下です。

一目瞭然、AM5の方が高性能なSocket規格になっています。ではAM4は駄目なのかというと全然そんな事はなく、メモリー高騰が続いている現状ではDDR4が使える『Socket AM4』がまた注目されてきているようです。
そしてそんな『Socket AM4』のなかで、実質的な最高峰CPUの1つになるのが今回購入した『RYZEN5950X』になります。
いやぁーずっと欲しくてほんとはもっと早く欲しかったんですけど、今回のGPU交換の件もあり、そろそろ買わないと在庫がなくなるだろうなと思いようやく購入しました。今まで使っていた3900Xとの簡単なスペック比較をまとめたのが下です。

一見してまず違うのが12コア→16コアの違いですね。その他はあまり違いがないのではと思いそうですが、そもそもZen2とZen3ではアーキテクチャの変更でかなりの性能差があるようです。
この方の説明が凄くわかりやすかったです。
ということで旧規格になりますが、ようやく手に入れた最高峰CPUに換装していきます。いやー最高峰CPUって文字で打つだけでロマンを感じますねー。
発熱対策の為にCPUクーラーも新調
今までは『3900X』についてきたリテールクーラーを使用していたのですが、さすがに『5950X』でトップフロー型のリーテールクーラーでは危険だと考えてCPUクーラーも一新することに。うーんお金がかかるなぁ。
でもって、今回購入したのはこちら

サイズの『MUGEN6BLACK EDITION SCMG-6000DBE』になります。ほんというとPCケースと同じメーカーのCOOLER MASTERの空冷CPUクーラーが欲しかったのですが、京都ヨドも近くのソフマップも在庫が無く、比較的高評価なこちらにしました。

そもそも『RYZEN5950X』なら簡易水冷の方が良いんじゃないかとも考えたのですが、バイク(もう降りてから随分経ちますが)でも空冷フィンが好きな私はあえて空冷をチョイスしました。

アスロン64時代にサイズのクーラーを使用したことがあるのですが、その時もよく冷えるクーラーと感じていました。

ほんとは電源が白を購入したのでクーラーも白にしたかったけど、まさかのブラックエディションを選んでしまった。けどこれはこれで良い。

ファンは120mmの防振ラバーがついたもので静粛性も優れてそう。パーツは全て揃ったのでいよいよCPUの交換にかかります。
CPUとCPUクーラーを交換する
では早速CPUクーラから外していきます。年末から年始にかけて、何回PCを息子の部屋に持ち込んでは開けているんだろうか。

長い付き合いだったこのリテールクーラーともいよいよお別れです。

と感慨深くなっていたらやってしまいました、見事なスッポンです。
【AMD スッポン】とは
自作PCユーザーの間で使われる俗称で、**「CPUクーラーを外そうとした際に、CPUがソケットから一緒に抜けてヒートシンクにくっついてきてしまう現象」**のことを指します。名前の由来は、スッポンが一度噛みついたら離れない様子や、ソケットから「スポン」と抜ける擬音からきていると言われています。
いやぁリテールクーラーはスッポンしやすいと聞いていたのですが、やってしまった。グリスの粘着力が原因とあるので、せめてCPUを温めてから作業したら防げたかな?
まあピンは無事みたいなので後でドライヤーで温めて取り外してみようかな。

気を取り直して作業再開です。マザーボード側も損傷は無いようなのでこのまま新しいCPUを載せていきます。

方向を間違わないようにピンを折らないように慎重にセットします。

CPUを無事にセットできたら次はクーラーを取り付ける為にCPUクーラーに付属してきたブラケットを取り付けます。

続いてCPUグリスを塗っていきます。付属してないだろと別で用意してたんだけど、ちゃんとCPUクーラーに付いてました。でもせっかく買ったから親和産業のものを使う事にしました。

一応塗り方によって差はあるみたい。

PCやっちまった事故でたまに聞くけど、CPUクーラーの保護シールを外すのを忘れずに。

マスキングした割には綺麗に塗れてないけど良しする。

このCPUクーラーの良い所はマウントの位置が後方にオフセットされているのでメモリとの干渉を回避できます。

「後方にオフセットされてるからヒートシンクが邪魔になってベースプレート取り付けがでけへんやん!」と思ったあなた、安心して下さい。ここでこの謎の穴の出番です。

ここに、付属してきた長い+ドライバーを入れるとベースプレートの固定ができます。はじめ「これどーやって締めるの?」とちょっと焦りました。取説はちゃんと読みましょう。

クーラーの取り付けができたら次はファンを付けます。このCPUクーラーはクリップでファンを固定するタイプです。クリップは適度に柔軟性があるので取り付けは簡単でした。

とここで問題発生。メモリとの干渉を避ける為に後方にオフセットしているので、今度はMBのIOパネルとファンが干渉します。

ファンをクーラーヒートシンクの中心より若干ずらしてあげると干渉を避けられるので良しとしましたが、こういった事が気になる方は購入前に確認した方が良いかと。

という事でC新しいCPUとCPUクーラーの取り付けが終了、こう見るとBLACK EDITION も中々良いじゃないかな。さぁ電源入れて動作確認してみよう。

BIOS画面でちゃんと『RYZEN5950X』が認識されている事を確認。

無事に起動できるか!と思ったのですが、なにやら警告文がでました。ふむふむ、新しいCPUが取り付けられてfTPMの構造が変更されたのでリセットするか保持したまま起動続行するか選んでくれとのこと。Bitlockerを使っていないので「Y」を押してリセットします。※私の場合は「Y」リセットで問題無かったですが、この辺りの対応は各々のPC環境で違う為に良く調べてから行いましょう。当方は一切責任を負えませんのであしからず。

という事で無事にWindowsが起動しました、CPUクーラーも問題なく動いています。
『RYZEN5950X』の性能テストをしてみる
せっかく『RYZEN5950X』に換装したので、簡単ですが比較の為に動画エンコードをしてみました。

RTX5070に換装した時に行ったのと同じエンコード処理をしてみました。以前は2分57秒かかっていましたが『RYZEN5950X』にしたことでなんと。。。。。。。2分36秒!
あんまり変わってねー!まぁそりゃ動画処理におけるCPUのウェイトなんて低いですよね。DavinciResolveを実際使用した手応えでいうと、さらに引っかかりが無くスムーズに動画編集ができていると感じました。

もう一つベンチソフトを走らせてみました。この手のベンチでは有名なCINEBENCH R23を10分間行った結果は。。。。。。23000というスコアでした。これが良いのか悪いのかいまいち分かりません。

CINEBENCHを行った時でもCPU温度は60°ぐらいだったので良く冷えていると思います。PPT・TDC・EDC設定を変更してもう少し本格的に『RYZEN5950X』を使うとまた違う結果になると思うのですが、私にはこれで十分かな。
感想・まとめ
今回は年末に続きPCのパーツ交換のお話を書いてみました。CPU交換なんて数年振りなので少し緊張しましたが中々楽しかったです。
CPUをアップグレードした効果の程は使い今度からまた感想を書きたいと思います。
そして電源の交換は今回やってみて本当に良かったと思います、静かになったしPCが安定したので。
あとスッポンした『RYZEN3900X』ですが何とかドライヤーで温めてCPUクーラーを取ろうとしたのですが、失敗してピンが曲がってしまったので部屋のオブジェにしましたとさ。
CPUクーラー交換しようしたらスッポンしたので何とか外そうと頑張ったけど、ピンが折れたのでオブジェにした pic.twitter.com/qG5TcW6Q8e
— Tatu gate (@Kobe_Puilog) 2026年1月12日
空冷だけど良く冷えるクーラです。取り付け時に干渉することがあるのでMBの形状を確認しましょう。