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中年オヤジの趣味と備忘録ブログ 

『GR IV Monochrome』 なぜ今、あえてモノクロ専用機を選ぶのか?

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ついに、待ちに待ったこの一台をレビューする日がやってきました。

色という情報をあえて削ぎ落とすことで生まれる「主題の明確可」。光を描くという写真の本質を、純粋な形で表現するために生まれたカメラ『GR IV Monochrome』。

今回はファーストインプレッションとまではいきませんが、実際に使った感想を「なぜ今、あえてモノクロ専用機を選ぶのか?」そんな事も考えながら、撮った写真を交えて書いてみたいと思います。

 

カメラとしての潔さ

撮る時に「カラーが良いかな、モノクロが良いかな」と悩む選択肢を、カメラ側が強制的に奪ってくれる。この潔さが最高に心地よいです。

ポケットからサッと取り出して、ただ光の綺麗な場所や影の面白い形を狙ってシャッターを切る。余計な事は考えずに、ただひたすらに眼前にある形とコントラストと遊ぶ感覚。

これはモノクロ専用機を選ぶ事によって「迷いがなくなる」からこそ味わえる特権だと思ってます。

そしてそこに『GR』のスナップカメラとして完成された使いやすさが加わるのですから、撮影していて楽しくないわけありませんよね。


あえて見せないことによる「想像力の喚起」

現実世界はカラーなのに、写真がモロクロであるということは一種の抽象化ですよね。「この空はどんな青だったか?」「この人の服は何色だったのか?」「どんな湿度の風が吹いていたのか?」.......。情報が欠落しているからこそ鑑賞者の能は無意識に隙間を埋めようとして、能が強く刺激されるように思います。

今回加わった新しいイメージコントールである『グレイニー』の表現が個人的に凄く気に入っていて、上手く嵌ればモノクロによる写真の抽象化をより一層深い所に連れて行ってくれるように感じました。

 

色を捨てる狂気から得るもの

「白黒しか撮れない」という現代においてはある種の「狂気」ともいえる制約。しかしその強烈な制約が撮影者を研ぎ澄まし、本質的な写真の技術を引き上げてくれるのではと思います。

カラー写真を撮る時、私たちは無意識に「色」を探してあるいています。でもモノクローム専用機を手にした世界では「色」が無くなった穴を埋めるのは「光と影」しかありません。

海へと続く穏やかな坂道や、古き良きレンガ造りの建物の壁面など、色があればただの「グレーのアスファルト」や「茶色い壁」で終わってしまいがちですが、光と影を読むことによって、そのざらついたテクスチャが浮かび上がってくるように感じます。

 

モノクロ専用センサーによる圧倒的な画質

カラーフィルターを持たないモノクロ専用センサーの「物理的な優位性」として「圧倒的な解像感と階調表現」があります。

上の写真は絞り解放で撮影していますが、驚くほどに画像の隅々まで緻密に描写されています。

ただ、高画質を得るためにモノクロ専用機を選ぶのは、個人的にはちょっとナンセンスだとは思います。しかし、そういった強みを活かした「モノクロ写真」もまた楽しいものだと、『GR IV Monochrome』を手にして気づきました。

上の写真は古い工作機器ですが、撮れた写真を見て「油の匂い」が伝わってきそうな臨場感と画の緻密さに驚きました。

 

感想・まとめ

今回は私にとって初めてのモノクロ専用カメラである『GR IV Monochrome』で撮影した写真を上げながら、「なぜ今、あえてモノクロ専用機を選ぶのか?」を自分なりに考えながら書いてみました。

今回は作例主体でしが、次回は『GRⅣ』との違いや、モノクロ専用になって変わった事などを交えてファーストインプレッションを書いてみたいと思います。

 

今回はこれを貼ってみました。厚めのガラスで質感は良いです。
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