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中年オヤジの趣味と備忘録ブログ 

OSMO POCKET4P を詳しく見てみる

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今回は待ちにまったDJI OSMO Pocketシリーズの複眼モデルである『Pocket4P』が一足早く中国で発表されたので詳しく見ていきたいと思います。

基本スペックを見てみる

まずは基本スペックですがDJI公式HPを参考に表を作ってみました。

ぱっと見た感想を言えば、先に発売された『Pocket4』に中望遠レンズを追加したデュアルカメラタイプのPocketシリーズという感じでしょうか。

ただよく見ると広角レンズのセンサーが同じ1インチでも『Pocket4』とは違うものが搭載されているようで、ダイナミックレンジが17ストップまで拡張されています。

17ストップって凄いですよね、これはソフト的な処理では無くて物理的なセンサーの性能なのかな?だとしたら尚更凄いですね。

気になるところ

という事で上のスペック表から気になる所を書き出してみたいと思います。初搭載の中望遠レンズも気になりますし、17ストップを誇る新しいセンサーって一体どういった仕組みなんでしょうか。

新しく採用されたLOFIC構造の1インチセンサー

まずは何と言ってもここ、今回あたらしく搭載された広角側のセンサー。センサーサイズ自体は先に発売された『Pocket4』と同じ1インチなんだけど、どうやらLOFIC構造というものを採用したセンサーらしく17ストップを有しているらしい。

うーん凄いのは分かるんだけど、LOFICってなんぞやってこと調べてみると

LOFIC(横型オーバーフロー蓄積容量)技術とは、CMOSイメージセンサーの各画素内に余分な光電荷を逃がすためのコンデンサを配置する技術です。これにより、強い光を受けた際の「白飛び」や、暗い部分の「黒つぶれ」を防ぎ、圧倒的なダイナミックレンジを実現します。

ということらしい。とここで、もう少しわかりやすく解説してもらおうとGeminiに聞いたのが以下です。

LOFIC(Lateral Overflow Integration Capacitor:横方向オーバーフロー統合コンデンサ)の仕組みは、カメラのセンサーの中に「メインの小さなコップ」と「予備の大きなバケツ」が隣り合わせで並んでいるイメージを持つと、非常にすっきりと理解できます。

💧 水と容器で考えるLOFICのイメージ 光の強さを「雨の量」、画素(フォトダイオード)を「水を貯める容器」に例えてみましょう。

1. 従来のセンサー:小さなコップだけ

従来のセンサーは、1つの画素に「小さなコップ」が1つあるだけです。

  • 弱い雨(暗い場所): コップに少しだけ水が貯まるので、正確に水の量を測れます。
  • 豪雨(強い光・太陽など): コップは一瞬で満タンになり、溢れた水はそのまま床に流れ出て捨てられてしまいます。 これが写真でいう「白飛び」の状態です。

2. LOFICセンサー:「コップ」+「隣の大きなバケツ」

LOFICは、コップのすぐ隣に「溢れた水を受け止めるための大きなバケツ(コンデンサ)」をセットでおいています。

  • 暗い場所(弱い光): 従来通り、手前の「小さなコップ」で繊細な光をきれいに測ります(ノイズの少ない綺麗な暗部)。
  • 明るい場所(強い光): コップから溢れた水が、自動的に隣の「大きなバケツ」に流れ込みます。バケツは容量が大きいので、豪雨(強い光)がきても溢れません。

📸 なぜこれで写真が劇的に変わるのか?

撮影が終わると、センサーは「コップの中に残った水」と「バケツに溢れた水」の量を足し合わせて計算します。

これにより、これまでは諦めて捨てていた「強すぎる光のデータ」もすべて裏で記録できるようになります。結果として、「夜景の暗い部分はノイズなく静かに写しつつ、看板の明るいライトや太陽の光も白飛びせずにグラデーションが残る」という、17ストップもの異次元のダイナミックレンジが実現できるのです。

一言でまとめると、「暗い光に強い繊細なコップ」と「強い光を受け止めるタフなバケツ」のいいとこ取りを、1つの画素の中で同時に行う技術、それがLOFICです。

うーんなるほど、従来のセンサーでは受け止めきれなかったハイライト側の情報を捨てずに活かせるって感じでしょうか。ということは、シャドウ側の情報量は今までと同じなのかな?この辺りは実際に撮り比べて検証してみたいですね。

そういえば先日、ソニーがLOFIC搭載のモバイル用のCMOSセンサーを発表していました。このソニーのセンサーは1/1.28型とあるので『Pocket4P』のものとは違うはずですが、この新しいセンサーの製造元ってどこなんでしょうね。

Pocketシリーズ初搭載の中望遠レンズ

今回の目玉機能である中望遠レンズは1/2.8インチのセンサーと換算60mmF1.8となっており、個人的に期待出来そうな感じがします。

2倍の120mmまではロスレスズームで4倍の240mmは普通のデジタルズームという感じになるのかな?


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上の動画でズーム時の作例を上げてくれていました。画質がHDなので写りの評価はできませんが、ズーム時の感じはわかると思います。レンズ切り替え時に少しカクついているようにも感じますが、上下2眼タイプにした効果なのか画角のズレは無さそうですね。

個人的には家族・子供がメインの被写体なのでポートレートでの写りも気になりますし、60mm撮影時のジンバルの安定性も気になる。うーん早く触ってみたい。

D-Log2は広角側のみ?

『Pocket4P』で初実装となるD-Log2ですが、どうやら広角側でしか使えないようです。

というかそもそもこのD-Log2は、新しいLOFIC構造のセンサーに最適化されているので従来のセンサーには対応していないようです。そしてこのD-Log2で撮った映像が17ストップを有しているようです。

公式HPの最後の注意書きにもしっかりと書かれていました。と、ここで気になるのが広角側でD-Log2を使用して撮影していてズームした時はどうなるの?

レンズ切り替えのポイントでファイルが分断されてD-Logになるのか、そもそもD-Log2撮影時はズーム(中望遠レンズの使用)が出来ないのか。この辺り、もう少し詳しく知りたいところですね。

電源OFF時のレンズの収納はどうなる?


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中国で販売が開始されてから色々な方のレビューを見ていますが、ひとつ気になった事があります。それは「電源OFF時のレンズの収納はどうなるの?」って事です。

今までのPocketシリーズでは電源をOFFにすると、レンズがジンバルの内側に向いてレンズが傷つきにくい工夫がされていました。広角レンズを装着している時も、厚みが増した分収納が不可になりますが純正ハードケースがあるので問題は無かったです。

上に掲載させて頂いた動画から切り抜き転載しています

しかし縦2眼になった『Pocket4P』は上の写真のように、電源OFF時にジンバル内側には向ける事は出来ずにレンズが外側に向いたままになるようです。

そして『Pocket4』に付いてきた「ジンバルロック」用のパーツも付属しないようなので、上の写真の状態で付属のポーチに入れての運用を想定しているようですね。

う~ん、正直これはイケてない。今までDJIの製品って「なるほど~よく考えてるなぁ」と関心させられる商品が多く、そういった点も有りDJIのカメラを多く所有するようになったのですが、この『Pocket4P』のこの仕様は正直もう少しアイデアを練って欲しかったです。

まぁそのうちサードパーティー製の良いアクセサーが出てくるんでしょうけど、それは余りに他力本願ですよね。

カメラ・ジンバル部以外は同じ?アクセサリー類はPocket4と共用できるのか?

次にPocket4ユーザーとして気にポイントとして、そもそもカメラ・ジンバル部以外は『Pocket4』と同じなの?ということ。

DJIは完全に筐体から新設計のカメラとして『P』(PROなの?)シリーズを展開していくつもりなのか、Pocketシリーズの派生系としての位置付けなのか

ぱっと見た感じでは『Pocket4』と同じ筐体を使ってそうなので後者なのかなと思うのですが、簡単にカメラ・ジンバル部以外の比較の表を作ってみました。

これを見る限り通信速度・充電速度・内蔵ストレージ(ちと違う)はほぼ同じなので、首から下は『Pocket4』と同じだと想像できます。

Pocket4と同じ高速通信

ということは使えるアクセサリー類も同じだと思うので、『Pocket4』ユーザーの方はバッテリーハンドルやサードパーティー製のアクセサリー類も使いまわし出来るものがありそうですね。

公式HPのアクセサリー類の画像でも『Pocket4』と同じと思われるアクセサリーが映っているので大体は大丈夫だと思います。

気になるお値段は?

そして最後に1番気になるのがお値段ですね、DJI初の複眼モデルを搭載したPocketカメラはお幾ら万円するの?

中国の公式ストアでは3799元とあるので、そのまま円に換算すると大体¥90,000-ぐらいでしょうか。あれ以外にそこまでお高くない?

ライバルのINSTA360 Luna Ultraが¥120,000-ぐらいなので、『Pocket4P』はお値段だいぶ抑えてきた感じでしょうか。
そもそもが上で書いたように『Pocket4』と筐体は使いまわしなのでコスト的にも抑えられるという理由もあると思います。

そして日本で発売されるかは分かりませんがラインナップとしてVlogキットがあるようで、こちらは4299元で同じくそのまま換算すると¥103,000-ぐらいでしょうか。こちらも意外と高くないな。
セット内容としては液晶付きリモコン・マイク・ミニ三脚がついてくるようですが、マイクもMic Mini2だったりワイドレンズが付属していないので日本で発売されるとしても個人的には余りお得感がないかなと。
バッテリーハンドルは『Pocket4』と共用ならそのまま使えるし、マイクも既に『Pocket4』のクリエーターコンボに付いてきたMic3もあるし、なんだったらMic2もMic Miniもあるのでもうマイクはお腹一杯です。あとリモコンはちょっと気になるけどスマートフォンで似たような事はできるので急ぎでは要らないかなと。
ただしスマフォで遠隔操作等するとマイクが使えなくなるのはDJI製品の駄目なポイントだと思うのでリモコンはそのうち欲しいかな。
ということで、私が購入するなら『Pocket4P』単体とワイドレンズ単品と追加購入という感じかな。あ、あとリモコンもお値段見て単体購入。

ただ公式ストアで調べてみても『Pocket4P』用のフィルター系アクセサリーの詳細が出ていないので遅れて発売とかもあるのかもしれませんね。

改めて公式HPを確認してみると『Pocket4P』用のフィルター系アクセサリーが掲載されていました。

  • NDフィルターキット(ND16・ND64・ND256)
  • ソフトライトフィルター(ブラックミスト系かな?)
  • 広角レンズ(FOV108°)

と3種類のフィルター系アクセサーが用意されていて、3種類ともに299元なので約¥7,200-ぐらいでしょうか。

 

日本での発売日は6月29日に正式決定 ※2024/6/24 更新

日本での発売日が6月29日に正式に決定したようですね。ひと足早く中国では発売が開始されているようで、Youtubeで購入した方の動画が色々と上がってきています。


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何時も通りであれば29日の21時にはヨドバシなどの量販店で購入可能になると思われます。私も購入予定ですが単品購入するかクリエーターコンボが出るなら内容次第ではそちらにするか思案中です。

個人的にVlogキットは余り魅力的では無いので、バッテリーハンドルにワイドレンズとMic3がセットのクリエーターコンボが出ないかなぁと期待しています。

何はともあれ発売まであと少しなので楽しみですね。

 

感想・まとめ

今回はようやく公式で詳しいスペックが発表された『DJI OSMO Pocket4P』を現在出ている情報をもとに詳しく見てみました。

個人的にはDJIらしく上手くまとめて来た感じはするのですが、1つ気になるのは『Pocket4』と比較して広角側がアップグレードしていることです。

アップグレードしていること自体はユーザーとして非常に有り難いし、ガジェット好きとして嬉しいのですが、先に発売された『Pocket4』からこの短いスパンで発表されると先に『Pocket4』を購入したユーザーから不満の声が出そうではあります。

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価格帯が全く違うものならまだしも、お値段もそこまで違わないのでそれなら少しまって『Pocket4P』を購入したのに.....という声が聞こえてきそうな。

DJIとしてはもう少し遅れて発表するつもりが、ライバルの『INSTA360 Luna Ultra』の発売で『Pocket4P』のスケジュールの前倒しを余儀なくされたのかもしれませんね。

まぁ、今まではジンバル搭載の小型カメラはPocketシリーズ1強、とうか日本のビデオカメラ市場でDJIが強すぎるのでINSTA360のようなライバルが現れるのは良い事だと思います。

日本のメーカーも頑張ってもらいたいですが、ここまで技術の差が出来るともう追いつくのは無理なのかなぁとも感じています。

一眼カメラのシェアはまだまだ日本のカメラメーカーが強いですが、何時でも何処でも一眼カメラって色んな意味で重たくて最近はスチルもムービーも小型カメラが楽で良いなと思っている中年オヤジは私だけでは無いはず。

なので日本のメーカーもこういった小型の日常撮影に特化したカメラを是非開発して欲しいものですね。

っていうか日本での発売はいつですか?DJIさん。

4Pが出ても物理的に小さいPocket4はきっと需要があるはず

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