ついに発売されましたDJI OSMO POCKET3。
私も発売日に購入し先日無事に受け取りました。当初はヨドバシ.COMで購入するつもりで発売開始と同時にカートに入れて購入完了したつもりだったのですが、翌朝確認してみると入金処理がまだ完了していない状態。。。。
どうやらクレジットカードのセキュリティに引っかかってしまったようで、慌ててヤフーショップのDJI公式ストアで購入し直しました。
こちらもなかなか発送されずヤキモキしていたのですが、ショップの方の迅速な対応と配送業者の方々の頑張りで無事に受け取ることができました、感謝です。
まだ受け取って半日も触っていない状態なのでファーストインプレッションにもなっていませんが、DJI POCKETシリーズを初代から愛用しているユーザーとして感じた事を書いてみたいと思います。
- クリエーターコンボを購入・内容確認
- 本体は思ったよりも大きくなってない?
- DJI CARE REFRESHも同時に加入
- 近所を少し散歩がてら撮影した感想
- 週末にお出かけがてら色々取撮ってみた ※10/29更新
- 感想・まとめ
クリエーターコンボを購入・内容確認
今回購入したのはクリエーターコンボです。Pocket2の時もクリエーターコンボを購入し満足していたので迷わずこちらにしました。


まずクリエーターコンボの箱をみて思ったのは箱がでかい。Pocket2のクリエーターコンボの箱と比べてみたら幅で2倍ぐらい、厚みで1.5倍ぐらいありました。
箱の中にはこの2個の物が入っています。


白い箱には保護カバーが入っていて、もう一つはキャリーバッグでした。
キャリバッグの中は本体とアクセサリー類が結構パンパンに入っていました。
キャリーバッグの内容物の詳細は
- OSMO POCKET本体
- PD対応Type-Cケーブル
- DJIリストストラップ
- 1/4ネジ穴付きハンドル
- 広角レンズ
- DJI Mic2 トランスミッター
- DJI Mic2 ウィンドスクリーン
- DJI Mic2 クリップマグネット
- バッテリーハンドル
- ミニ三脚
以上になります。ちなみにPocket3本体のみの値段は¥74,800-に対してクリエーターコンボの値段は¥96,800-となっておりその差額は¥22,000-になってます。
付属のアクセサリーを公式の定価で計算すると¥20,680+DJI MIC2(DJI MIC1は¥26,000程)となりクリエーターコンボのお得感が分かるのですが、DJI MIC2が必要無いという人は個別に必要なアクセサリーを揃えたほうが安くつくかと思います。
まぁ実際私もPocket2のクリエーターコンボについていたマイクは殆ど使っていないですし、今回は内蔵マイクが秀逸のようなので本体単品の購入も考えたのですが、後で色々購入するのが面倒ということもありクリエーターコンボにしました。
本体は思ったよりも大きくなってない?
Pocket2との元箱の大きさの違いから本体が結構大型化しているのでは?と懸念しましたが第一印象はそこまでかなという感想です。
と思って歴代Pocketを並べて比較してみました。見事に代を重ねるごとに大きくなってますねー、こう見ると結構大きくなってるな。
厚み方向も比較してみるとPocket3の大きさが際立ってますね、液晶の大型化もありますがジンバル部分からカメラ部分に掛けて大きくなっているのがよくわかります。
物としての質感は確実にPocket3が一番です。
DJI CARE REFRESHも同時に加入
同時にDJI CARE REFRESHにも加入しました。
DJI CARE REFRESHとはDJI製品向けの故障や経年劣化をカバーしてくれる保証プランのことで、1回4730円で製品を交換してくれます(リビルド品だと思います)。
この保証プランの優れているところは経年劣化も保証対象であることだと思います。特に故障が無くても、使い込んでくたびれてきた機材を低料金+送料無料で新同品と交換できるのなら1年4,730円・2年7,700円は高くないと個人的に思います。
特にこういった物理ジンバル搭載の製品はぶつけたり落としたりした時に「とりあえず動くけど大丈夫なの?」と不安になるので、こういった保証プランに入っていると比較的安心です。
1年版と2年版があり1年版なら2回の交換、2年版なら合計4回の交換までOKです。詳しくをDJIの公式HPでご確認ください。
近所を少し散歩がてら撮影した感想
散歩といっても夜が明ける前でしたので低照度での撮影しかできませんでしたが、同時に持ち出したPocket2と撮り比べた動画の切り出しものが上記のものです。
もう一目瞭然でPocket3のほうがノイズが少ないですね、1インチセンサーは偉大だ。
今作から追加された低照度設定で撮影した切り出しが上記です。
更にノイズが少なくなっている感じもしますが、ちょっとコントラストが強くなっているような感じもしますね。
週末にお出かけがてら色々取撮ってみた ※10/29更新
Pocket3の発売日に公式で注文していた拡張アダプターとブラックミストフィルターが届きました、思ってたより早かった。





使い勝手や効果の程はまた違う機会に書くとして、週末これらも使ってお出かけがてらテスト撮影してきました。
概ね初めの印象通りとても良く出来たカメラなのですが、使っていて幾つか改善要望的なものも見えてきました。
一番強く感じたのはジンバルモードの切り替えがタッチ操作でしか出来ない事です。Pocket2は物理ボタンをポチって押すことでジンバルモードを素早く変更できたのですが、Pocket3はそもそもジョイスティック1個に録画ボタン1個しかありません。
声が多ければDJIさんならファームアップで対応してくれそうではあるのですが、ボタンの数的に難しそうですよね。。。
感想・まとめ
今回は開封~軽く撮影した感想を書いてみました。ファーストインプレッションの感想は「3年待った甲斐があったなー」です。
日中の撮影などまだまだ確認したいことは沢山あるのですが、Pocket2のネガの部分を上手く潰してきて正常進化していると思います。
ディスプレイの大型化や回転による電源ON/OFFもとても使い勝手が良く、UIも愛用中のOSMO ACTION4と同様のものなので迷いなく使えます。
対して幾つか懸念点というには大げさですが心配・残念と感じと事もあります。
1つ目はセンサーサイズアップによる被写界深度の薄さです。他の方々のレビューをみて感じていたのですが1インチセンサー搭載により、思ったよりボケます。
ボカしたい時は良いのですがパンフォーカス気味で撮りたい時や、深度の薄さによるシビアなフォーカス精度が少し心配ではあります。
2つ目はやはり大型化です。私は多少大きくなってもセンサーサイズアップによる性能UPを望んでいたので今回位の大型化なら許容範囲なのですが、Pocketサイズと呼ぶにはこれがギリギリじゃないかな~とも思います。Pocket2のサイズ感を好きだった人達に受け入れられるかちょっと心配ではあります。
まぁ1インチセンサ搭載のジンバルカメラをこのサイズでまとめているのですから、凄いカメラなのは間違いないです。
3つ目はアクセサリーキャリーバッグの使用感・サイズ感がいまいちなこと。
このバッグ、本体に保護カバーを付けた状態で収納できないです。なのでキャリーバッグで持ち運びして使う時にまた保護カバーに付け替えるか保護カバーを使わないという事になります。
撮影しだしたら保護カバーによる運用が殆どになると思うので、撮影後に保護カバーを付けたままキャリーバッグに収納を是非実現して欲しかったです。という事でキャリーバッグの空いたスペースに何をいれるか思案中です。
まぁすこし残念な所もありましたが今の所は大変満足しております。暫くはお出かけのメインカメラになると思うので、また新たに分かった事・感じた事があれば記事にしてみたいと思います。
本体のみでも十分楽しめます。