DJI Osmo Action5 Proに新しいファームウェアアップデートが配信されていましした。
そしてその内容に新しく発売される?オプションパーツの情報が記載されていたのと、DJI公式LUTが追加されていたのでそちらについても書いてみたいと思います。
DJI Mimoからファームウェア更新
新しいファーム番号はV01.02.0330でAction5をDJIアプリのDJI Mimoに接続することで更新することが出来ます。
DJI Mimoは購入してアクティベーションを実行するのにも必要なのでDJIユーザーなら必須のアプリです。
大人の事情で公式HPからしかダウンロードできませんがDJIのカメラを使うなら必要なのでスマフォにインストールしておきましょう。
新ファーム V01.02.0330の更新内容
気になる新ファームの内容は以下の通りです。
- SuperNightモードの画質と鮮明度が向上しました。4Kまたは2.7K48fps、50fps、60fpsの動画でSuperNightモードが利用できるようになりました。
- カメラの電源が入っている状態で、Type-Cポートを介したDisplayPor経由の4K映像出力に対応しました(Type-C-DisplayPortケーブルのみ対応)。
- システム設定のFOVブーストレンズを追加しました。この機能を有効にする前に、Osmo Action FOVブーストレンズを取り付けてください。
- 2分と5分の事前録画のサポートが追加されました。
- 車載撮影シーンでの安定化性能が向上し、車両の加速が安定化に及ぼす影響が軽減されました。
- 一部、マイナーな不具合を修正。
発売から間もないですが、このファームウェアのスピード感は凄いなぁと感じます。何度目でしたっけ?ファームウェアの更新。
前回のビットレート設定の時もそうでしたがユーザーの声を良く聞いてくれていて、すぐに機能改善・向上のアップデートをしてくれる姿勢が好感持てますよね。
どれもユーザーにとってメリットある更新内容なのですが、気になる項目が一つあります。
FOVブーストレンズってなに!?
もうすぐ発売される!?Osmo Action FOVブーストレンズ
更新後のAction5の設定をみると確かにFOVブーストレンズの設定が増えています。
実際に有効にしてみましたが、少し画面が補正されているような感じがしました。
そして画面の右上に『WIDE』というアイコンが表示されます。名前とアイコンの雰囲気からOsmo Action FOVブーストレンズとはワイコンレンズのような物でしょうか。
発売されるのが楽しみですね、今のところ公式のストアにはまだ商品はありませんでした。
↑11/12日に発表されました。
Osmo Action FOVブーストレンズ発売開始 ※2024/11/13更新
予想通り11/12日に『Osmo Action FOVブーストレンズ』が発売開始されました。
『Osmo Action FOVブーストレンズ』の詳細はAction5に取り付けることで画角を182°まで広げられるワイドコンバージョンレンズのようですね。
182°というと魚眼レンズと同等の画角になりますが、撮影中は歪補正等で撮れる映像には若干の違いがあるようですね。
ネジ止めされている純正レンズカバーを外して取り付けるようで、正しく取り付けることにより、最大5M防水にも対応しているようです。見た感じは大きな凸レンズのようなので扱い傷が怖いですね。
公式ストアでのお値段は¥9,130となっています。
とりあえず注文するかとポチっとしようとしたらストアでは在庫切れになっていますね。
と思ったら、どうやらまだ発売前のようですね。公式ストアで予約してあるので取り敢えず発売開始されたら手に入ると思うのですがどうなんだろ?
公式LUTが追加
Action5用のD-LogM公式LUTが追加されていました。
今までは「DJI OSMO Action 5 Pro D-Log M to Rec709 vivid LUT」だけだったのですが、今回新たに「DJI OSMO Action 5 Pro Rec.709 to Color Grading LUTs」が追加されていました。そしてLUTsとあるように複数のLUTがパックになっています。
DJI OSMO Action 5 Pro Rec.709 to Color Grading LUTs ※2024/11/11更新
新しいLUTの内訳はこんな感じ。
- DJI OSMO Action 5 Pro Ju
- DJI OSMO Action 5 Pro Lan
- DJI OSMO Action 5 Pro Mei
- DJI OSMO Action 5 Pro Zhu
と4種類のLUTがはいっています。名前が「Rec.709 to」とあるようにRec.709の映像に当てるLUTのようです。
※早とちりで以前の記事の内容はD-LogMの映像から直接新しいLUTを当てていたので画像を訂正しています。
どんな感じになるか以前撮った動画にDaVinci ResolveでLUTを当ててみました。
こちらはD-LogMで撮りっぱなしの画です。ここからLUTを当てていきます。
これが今までの「D-Log M to Rec709 vivid LUT」です。このD-LogMからRec.709にした映像に新たに配布されたLUTを当てていきます。
と、こんな感じの個性的な4種類のLUTになっています。まだ軽く触っただけなのですが各LUTの掛け具合を調整してするだけでも色々と遊べそうな個性的なLUTですね。
「Rec.709 to」なのでノーマルカラーで撮影した映像に当てても楽しめると思います。
まぁ色の事は個人の好みなので実際にダウンロードして色々と遊んで見てください。今のところ5Proから実装された撮影中の色の復元には今回の新しいLUTは適用出来ないみたいです。
感想・まとめ
今回は『OSMO ACTION5 Pro』の新しいファームウェア更新と気になる新アクセアリー『FOVブーストレンズ』、そして追加された公式LUTついて書いてみました。
上でも書いたように発売から間もないですがユーザーの要望に答える機能追加や修正が沢山あり、このスピード感がDJIの強みなのかなぁと感じました。
今回挙げた内容以外でも車載時の安定性の向上や、外部モニターへの外部出力の対応など幅広いユーザーのリクエストを汲み上げており益々魅力的なアクションカメラへと進化していますね。
『FOVブーストレンズ』についてはメニューに追加されたので間もなくアナウンスがあると思うのですが、どんなレンズなのか非常に気になるところですね。
私のAction5の使い方として日常のVlog用途と、写真撮影のPOV撮影で使うことが多いので予想通りのワイコン仕様なら購入したいなぁと考えてます。
あと新しく追加されたLUTも中々個性的で面白いものだったので、しばらくはカラーはD-LogMで撮影していこうと思います。。。。。欲を言えばもう少しナチュラルなLUTも欲しいぃなぁと思ったりしたり。。。