
連日体温を超える気温が続きアスファルトの照り返しはもはや兵器、公園の遊具も目玉焼きが作れそうなほど熱く、外に出ること自体が過酷なミッションと化している2025年の夏。
あまりの暑さのせいか、ふと自分が子供の頃によくやっていて『ザリガニ釣り』を思い出し、夏休みで暇をもてあそばしている子供達を誘って『あいな里山公園』にいってきました。
あいな里山公園とは
『あいな里山公園』は明石海峡大橋を中心とした周辺地域のレクリエーションに対応するために設置された『国営明石海峡公園』の2地区の内の『神戸地区』になります。

園内には、美しい棚田・緑豊かな雑木林・そして昔ながらの茅葺民家が織りなす、日本の原風景が広がります。春の田植え・夏の深緑・秋の黄金色の稲穂・冬の静寂な雪景色と、四季折々に表情を変える里山の姿は自然が好きな人にとっては安らぎを感じることができる素晴らしい公園です。
その他にも当公園では、季節の野菜収穫や田植えといった農作業体験から多様な生き物たちとの出会いまで、五感を使って自然と触れ合うプログラムを多数用意されています。くわしくはこちらを参考ください。
入園料金

入園料金は15歳以上が450円で小中学生は無料です。年間パスポートもありますが4500円はちと高いかなと個人的に思います。
また同日中なら『淡路地区』も半券で入園できるので移動距離はありますが、午前中は『神戸地区』で午後から『淡路地区』なんてことも可能です。
アクセス
アクセス方法ですが車で訪れる方が多数だと思います、その場合は18歳未満のお子様がいる場合は「しあわせの村」を経由することで駐車料金が無料になります。

その場合は駐車できる場所が少し南の方になるのが難点かな。
別の方法で、しあわせの村に停めて(18歳以下同伴は駐車場無料)無料送迎バスで来るって方法もあります。帰りはまた無料送迎バスでしあわせの村まで帰って、同施設の大浴場に入って帰るのもなかなか良いですよ。
アクセス方法・利用案内ともに詳しくは公式HPをご参考下さい。
ザリガニ釣りの準備
ザリガニ釣りをした事のある人ならご存知だと思いますが、ザリガニ釣りには大した準備は必要ありません。極端な話、糸と餌のスルメがあれば釣ることもできます。
といってもそれでは味気ないので会社で転がっていた30角の木材を持ちやすいように加工して竿を作ってみました。

こういう物は形から入ったほうが気分が上がりますしね。

タコ糸の先に、重り代わりのステンレスのパイプをくくり付けてみました。

あいな里山公園に到着



こちらが「長屋門」で、いろいろな案内やプログラムの受付等をしています。

小さいですが売店もあり、カップラーメンやアイスクリーム・お菓子等が売っています。

受付まえにはおもちゃすくいがありました。これ系はほんとに苦手です。

受付の前にザリガニ釣りセット発見!200円なら買ってもお手頃ですね。

園内マップが貼ってありますが、とにかく広いです。西隣の「キーナの森」もたまにイベントが行われています。

長屋門を抜けるといくつか昔ながらの建物があります。

昔ながらの遊び道具があり自由につかえます。竹馬があったので乗ってみたのですが昔みたいに上手く乗れませんでした。。。。。

真ん中の建物はトイレです、建物は古そうですがトイレはとても綺麗です。
 この茅葺き屋根の家は「伝庫の家」という名前で、中では持ち込みで食事ができるので何時も使っています。ここ以外にも「白拍子の家」という茅葺き屋根の家でも食事を取ることが可能です。
 この茅葺き屋根の家は「伝庫の家」という名前で、中では持ち込みで食事ができるので何時も使っています。ここ以外にも「白拍子の家」という茅葺き屋根の家でも食事を取ることが可能です。

怪しい人たちが迎えてくれます。

江戸時代の初めに建てられた民家だそうです。修繕はしてるのでしょうけど、昔の家って丈夫なんですね。

中は畳にテーブルがありとても懐かしい気持ちになります。結構広いのでイベントの日以外は混んでるのを見たことはありません。
冷房はないですが風通しが良いのでそこまで暑くは感じません。ちなみに冬は暖房器具をおいてくれてます。

こういう昔の家電や日用品がおいてあり、子供達が物珍しげに触っていました。

ゴミ箱はありませんのでゴミは持ち帰りましょう。
ザリガニ釣りのスポットを探す

今回の主役であるザリガニ君(アメザリ)ですが園内の水辺なら基本的にどこでもいると思います。

今回は上の図の印のあたり、木見川に架かる橋の近くで釣ってみる事にしました。

うーんここはいそうだわ~。。。。しらんけど。

さっそく用意した竿に餌を付けて「2025年あいな里山公園ザリガニ釣り大会(自称)」の開始です。

初めての『ザリガニ釣り』にテンションが振り切れて場所の取り合いをしだす兄弟。お願いだから川に落ちないでね。

そして我が家の中で一番楽しいそうだったのは嫁様です。

ここは木陰になっているので比較的涼しく釣りをたのしめました。

近くにヤマウルシが自生しているようなので誤って触らないように注意しましょう。

そうこうしていると次男がおおきな声で「釣れたー!」とのとこ

物怖じせずに背中から鷲掴みにするその姿に親として成長を感じました、っておおげさか。

そのあとは3人とも入れ食い状態で爆釣状態でした。

2匹同時に釣れたりすることも。前からだと挟まれるので、後ろから優しく掴みましょう。挟まれると結構痛いので、小さな子供が掴むときは気を付けてね。

1時間余りで大小合わせて20匹弱はつれたかな。

こんなに釣れるならもう少し大きめのバケツでもよかったかな。
釣れたザリガニは回収ボックスに



ザリガニ回収ボックスの清掃を手伝う







感想・まとめ
海や川で子供を遊ばせるときは事故を防ぐためにも必ずライフジャケットやマリンシューズを履かせましょう。