VisionColorが販売しているLUTプリセット集の『ImpulZ Film Emulation』というものを購入してみました。同社はいくつかLUTのプリセットを販売しているのですが、その中でもFilmの絵作りの再現性のためのLUTです。
フィルムの種類も豊富 なおかつ4種のエミュレーション
パッケージされているLUTのフィルムの種類は
- Fuji Pro400
- Fuji Superior 200
- Fuji Color 200
- Kodak Ektar 100
- KodakElite Chrome 100
- KodakElite Color 200
- Kodak Gold Gen.6
- Kodak Ultramax 400
- Kodak Vis3 50D 5203(DP)
- Kodak Vis3 50D 5203(NEG)
- Kodak Vis3 200T 5213(NEG)
- Kodak Vis3 250D 5207(NEG)
- Kodak Vis3 500T 5219(C41)
- Kodak Vis3 500T 5219(NEG)
- Lomo Color Implosion 21
- LPP Tetrachrome 400
さらに各々のフィルムに下記の4種類のエミュレーションがあります。
- Cineon Log Ganma
- Film Print Emulation
- Film Contrast
- Vision Space
なのでフィルム16種類✖エミュレーション4種類=64のLUTが入っています。リストの上のあたりは写真用で使ったこともあるんですが、そもそも映画用のフィルムの種類も知らないぐらいのシロートだったので(じゃなんでこのLUT買ったんだよ。。)勉強になりまいした。
エミュレーションの説明はクマザワコータローさんが詳しく説明してくださってます。
お値段は€84.99
この手の有料LUTを購入するのって今回が初めてだったので値段が高いのか安いのかはよく分からないですが、入っているLUT数とクオリティを考えると高くは無いかなぁと感じました。ちなみにOSIRIS LUTが入っているHollywood LUT Bundleという商品もあってこちらは25%OFFセールの€99.99です。
まだほとんど使ってないので大した感想も書けないのですが、簡単にそれっぽい(開発者の方に失礼か)画作りにもできるし、これをベースに自分なりのルックにも発展させていけるので僕みたいなカラーグレーディング初心者が自分なりの画作りを作る足がかりとしても面白いんじゃないかなと思いました。
ただ家族動画には純正の709LUTの方が好評でしたが。。。これは個人の趣味用の動画で使おうかな。。。