以前から一台欲しいなぁと思っていたアクションカメラ。
たくさんカメラもってるのに本当に使うの?とか考えていたら、なかなか購入までいかなかったのですが、この度DJIからActionの新作が発表されてその日の内に購入してしまいました。
今まで我慢してたものが弾けて物欲が抑えきれなかった事も購入理由なのもたしか。
でもまだ少ししか使用していませんが「買って正解だったな」が今のところの感触です。
一眼レフ1台・ミラーレス一眼カメラ2台・GR(コンデジ)2台・DJI Pocket(小型ジンバルカメラ)2台所有している私が、はじめてのアクションカメラでDJI Action4を購入した理由を書いてみたいと思います。
今までアクションカムを今まで購入しなかった理由
私の場合、欲しいなぁと考えながら今まで購入まで至らなかった大きな理由は画質になります。
画質と大雑把に書きましたが、詳しくは手ぶれ補正による劣化です。
現行のデジカメで採用されている手ぶれ補正機構は大きく分けて3種類あります。
- 光学式手ぶれ補正 (センサーシフト式・レンズ内手ぶれ補正など)
- 外装式 (リグ・ジンバル等のスタビライザーなど)
- 電子式
それぞれの機構の詳しい説明は省きますが、この内の電子手ぶれ補正は大雑把にいうと画像のレタッチによる補正です。
なのでどうしても画像の劣化がでてしまったり、暗い所ではシャッタースピードにる滲みがでしまいます。
同じDJIのカメラでもPocketシリーズとActionシリーズを比較したものを見ると、どうしても今まで購入までは至りませんでした。
同じアクションカメラの雄であるGoPro11は、昼間の撮影だけをみると結構いい線いってるなと思ったのですが、暗所性能とバッテリー持ちに難有りのよう。
そして今回購入したAction4も手ぶれ補正方式は電子手ぶれ補正になり、他の補正方式と比べて画像の劣化は同じです。
では何故購入にいたったのか。
Action4が今までのアクションカメラより良くなったこと
暗所撮影性能の向上、これにつきます。
室内や昼間でも薄暗い所(山道など)での撮影性能が大きく向上しています。
しかし幾ら今回のAction4がセンサーサイズが大きくなった(1/1.7→1/1.3にアップ)といっても所詮小型のセンサーサイズ、暗所といっても真っ暗な夜道や極端に暗いところを撮るつもりはないです。(そういった所はセンサーサイズの大きなミラーレスで撮影します)
でも普段使いでの暗所としても及第点だと感じました。
この方、いろんなシチュエーションで比較されていてとっても参考になりました。
私が日常使いに求めている動画カメラの性能
私の撮影対象はほぼ家族(子供がほとんど)です。
なので凄く高性能のカメラというより、ある程度オールマイティに対応できる性能を重視してカメラを選んでいます。
私の中のオールマイティ性というのは
- 子供とのお出かけに邪魔にならない大きさ
- 撮りたいと思った時に撮れる速写性
- ある程度の耐候性(急な雨や子供との水遊びなど)と堅牢性
- ある程度の暗所撮影性能(外散歩から室内に移動しても撮れる程度)
- 歩き撮りできる手ぶれ補正
- 音声もクリアに撮れる
- 画質が良い(画角も考慮して)
と結構な贅沢を並べてますが、全てが当てはまらなくても上の内幾つか当てはまるものを複数持ち出して撮影しています。
私の所有の機材でいうと、DJI Pocket2は上記の6/7はクリアしてますが耐候性がありません。
ミラーレスカメラのLUMIX Sシリーズでいうと同じく6/7はクリアしてますが、邪魔にならない大きさとは言えません。
Action4はオールマイティなカメラなのか
とここで今回購入したAction4をみてみると、全項目満点ではないですがほぼクリアできているのではと思います。
検証段階ですが音声もまずまず良く、今のところは満足できるレベルです。
画質に関してはもう少し色々撮ってみないと断言出来ませんが、昼間の撮影でPocket2と簡単な比較をした感じでは満足のいくレベルでした。
画角は正直ちょっと広すぎかなぁとも感じますが、広角から標準まで変更できるようなので、この辺りの画質の劣化も含めまた比較してみたいと思います。
まだまだ現役でつかえるカメラです。