先日やっと組み上がったPRUSA MK4ですが今のところは順調に稼働しています。
PRUSA MK4についてはこちらもご参考ください
色々とMK4でプリントしたいものは有るのですが家の事やらで時間がなかなか取れず、そんな溜まったフラストレーションを発散するには買い物が一番!
と、PURUSAの公式オンラインショップを色々と見ていると何と、Nextruder専用のObiXidian Nozzleが追加されているではありませんか。
思ってたより展開が早いですねー。
ObXidian Nozzleとは
簡単にいうと耐摩耗性、耐久性に非常に優れたノズルです。
もともとはE3Dが開発したものだと認識しているのですが、E3Dの説明によると以下のような特徴があります。
今まではノズルの摩耗が激しいカーボン系のフィラメントでプリントする時は硬化鋼ノズルのノズルXやルビーノズル等を使用が一般的でしたが、先端が割れやすく扱いが難しいとか、真鍮ノズルよりホットエンド温度を上げる必要があったりと少し手間がありました。
しかしこのObXidian Nozzleは熱伝導率も高いのでスライサーで設定を変える必要もなく、取り扱いも一般的な真鍮ノズルと扱いも同じで大丈夫です。
PLAやPETGの印刷にもメリットがある
「カーボンフィラメントなんて使わないよー」って人にもこのObXidian Nozzleはメリットがあります。
プリントしているとどうしてもノズルの先端にフィラメントのカスが少しずつ付着していきますよね、そして大きな塊となってその塊が印刷物に付いちゃうって経験は3Dプリンタユーザーの方なら経験したことがあると思います。
このObXidian Nozzleは特殊なコーティングによりノズル上に付着するフィラメントのカスを低減させ、印刷物にフィラメントの蓄積されたカスが付着するのを防ぎます。
しかもノズル先端を真鍮ブラシでゴシゴシ掃除しても大丈夫だそうです。
もっと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ
ただE3DのObXidian Nozzleと今回紹介しているPrusaのNextruder用のObXidian Nozzleが全く同じかは今のところわかりません。
気になるお値段は
ショップでの値段を確認すると$52.90とあり、円換算すると7700円程です。
真鍮背のノズルが$27.90なので2倍弱の値付けになってますね、ノズルの耐久性・メンテナンス性の向上は如何程かまだ分かりませんが、試しに購入して見ようと思ったら。。。。在庫無しでした。
もしかしたらアナウンス開始でまだ販売開始されて無いのかもしれませんね。取り敢えずアラート設定して様子を見てみます。
ちなみに掲載されてるノズルサイズのラインナップは0.4と0.6です。
取り敢えずPRUSA MINI用にE3DのRevo ObXidianを購入しようかとも考えたのですが、こちらは日本円で約9200円。高いなぁ、悩む。。。。
愛用中の3Dプリンター。造形サイズは小さいですがクオリティーは高いです。
こちらも愛用のフィラメント。使い勝手が良いです。