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中年オヤジの備忘録ブログ 

【GRとお散歩】夏の終わりに武田尾廃線跡に行ってきた【OSMO ACTION4でPOV】

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8月最後の週末に子供の夏休みの思い出作りもかねて、西宮市北部にある武田尾廃線跡にハイキングに行ってきました。

久しぶりのGRとお散歩シリーズということでGRⅢ・GRⅢXで写真撮影をし、最近購入したOSMO ACTION4でPOV撮影もしてきました。

GRⅢについてはこちらの記事もご参考ください。

 

 

武田尾廃線跡とは

にしのみや観光協会によると正式名称はJR福知山線廃線敷(以下廃線敷)という名称で、西宮市・生瀬~宝塚市・武田尾までの旧JR福知山線の廃線跡を歩くハイキングコースです。

かつて機関車(DD51等のディーゼル機関車)が走っていた路線は、廃線後立ち入り禁止にされていたのですが、2016年に自己責任を原則に一般開放され鉄道遺構が残ったままの鉄道好きにはたまらないコースになっております。

実は10年程前に一度妻と二人でハイクした事があるのですが、時期的に一般開放される前になりますね。。。関係者の皆様すみませんでした。。。

※コース内のトンネルは大変暗くライト必須です、その他立ち入り禁止の場所もありますので上記のリンク先の注意事項をよく読んでからハイクしてください。

 

JR~阪急~JRと乗り継いで生瀬を目指す

廃線敷のコースは武田尾・生瀬のどちらからもスタートすることができ、当然ですが最寄りの駅が違います。

今回は子供(小学生低学年と年中)と一緒なので帰りの駅が近いほうがいいかなと思い、生瀬からのスタートを選びました。ゴールした後に駅まで距離があると肉体的・精神的にも疲れますよね。

ということでスタート地点最寄りの生瀬駅までJRで出発。。。。と行きたかったですが長男君が阪急に乗りたいということで取り合えずJRで三宮まで行くことしました。

出発駅はJRの鷹取駅、こちらも最寄りでは無いのですが子供達が好きな駅なのであえてここから出発しました。

鷹取駅も震災前は100年続いた大きな名門車両工場があり沢山の車両が製造・検修されていました。駅の周辺には当時の名残のある物が沢山あるので、鉄道好きの方は楽しめると思います。

三宮に着いたら目当ての阪急電車に乗り換えます。もちろん乗車するのは運転席が見える先頭車両。

お次の乗り換えは西宮北口。ここから今津線に乗り換えて宝塚を目指します。

私は車両には疎いのですが、長男君の目当ての車両らしく嬉しそうでした。

そしてあっという間に宝塚に到着。以前は六甲全山縦走等に参加して比較的馴染みのある場所だったのですが、もう長いこと大会にも出ていないので久しぶりに訪れました。

ここからJR福知山線に乗り換えです。福知山線って大阪まで行ってくれるのですね、三田方面の方も乗り換え無しで大阪まで行けるので楽だな。

 

スタート地点の生瀬駅に到着

到着するまではあまり覚えてなかったのですが、駅についた瞬間に10年前に妻と訪れた事を思い出し懐かしくなりました。

駅構内にハイキングコースの案内があります。廃線敷までの地図も貼ってくれているので用意し忘れた方はここで写真を撮っておきましょう。ネットで調べながらもいいですが、何があるか分からないのでオフラインで確認できるにこした事はありません。

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食料等の買い忘れがある方は駅の近くにコープがありますでそちらでどうぞ。

 

駅から15分程歩いて廃線敷に到着

生瀬駅から徒歩で15程あるいて廃線敷入り口まで向かいます。途中に狭い道や交通量の多い信号の無い横断歩道等もあるので、小さな子供連れの方は注意してください。

基本一本道なので迷うことは無いと思いますが上記リンク先からマップのダウンロードを忘れずに。

 

廃線敷入り口に到着

交通量の多い道から少しはずれ坂道を下っていくといよいよ廃線敷の入り口です。

振り返ると中国自動車道が見えます。なぜかこの辺りの道の記憶はあまり無いです、道が少し補整されたのかな。

枕木の跡があるのでもう廃線敷に入ってますね。しばらく行くと案内があります。

詳しく案内が書いてあります、が子供が急かして読めなかった。

ここから武庫川沿いに全長4.7キロの廃線敷ハイキングコースのスタートです。

 

廃線敷を歩く

今回は子供二人(7歳と4歳)を連れての夏場のハイクという事で水分補給だけはしっかりと用意しました。途中に自販機などは無いので、子供連れの方は飲み物の用意は忘れずにしましょう。

 

名塩橋梁~北山第一トンネル

しばらく歩くと名塩橋梁が見えてきます。

横から見ると当時の鉄骨がそのままで迫力あります。

水の流れも迫力があります。

振り返れば中国道がまだ見えます。

北山第一トンネルが見えてきました。

トンネルは320mあり途中は暗闇になります。スマフォのライトでも何とかなりますが、片手が塞がってしまうのと光量の問題から専用のライトをオススメします。

とっさの事を考えると両手は開いてる方が良いのでヘッドライトがオススメです。防災にも役立ちますしね。

車両用のトンネルなので人がいるとその大きさが良くわかりますね。

 

北山第2トンネル~溝滝尾トンネル

所々にユリの花が綺麗に咲いていました。

比較的新しい柵があり、整備・管理してくれているようです。ありがたいですね。

ちょうど渓谷の中あたり、振り返っても中国道はもう見えませんね。

北山第2トンネルに到着。ここは第一より長いので気をつけて歩きましょう。

長いトンネルを抜けてどんどん進みます。

水の音が心地よく聞いているだけで涼しくなります。

山も中々の迫力です。

可愛らしい小さなトンネルもありました。

撤去した枕木を積み上げているようです。自然の侵食が時間の流れを感じますね。

溝滝尾トンネルが見えてきました。このあたりで2/3の道のりだと思います。

トンネルを抜けると見えてきたのは

 

第2武庫川橋梁~武田尾方面・廃線敷入り口

廃線敷といえばここが有名ですね。大きな鉄骨の橋が残っています。

以前は奥のステージの箇所にも行けていた記憶があるのですが、危険なので一般開放に向けて立ち入り禁止にしたのか、私の勘違いかな。

廃墟感もあり格好いいです。

橋梁のすぐ後には長尾山第一トンネルがあります。

このトンネルも長めです、そしてトンネルをぬけると

先程までとは違い川の左手にでてきました。

手摺は間隔が広く苔も生えているので小さな子どもは注意してあげた方が良いと思います。

この辺りは展望広場というみたいですね。比較的に広いので昼食や休憩に使いやすそうな場所でした。

武田尾は桜の名所でもあります。桜の時期はもちろん、紅葉の時期も綺麗な景色が楽しめそうです。

案内に武田尾駅があります、そして長尾山第2トンネルが見えてきました。

長尾山第2トンネルを抜けるとゴールまであと少し。

案内にトイレがありますが、廃線敷内はトイレは無いのでご注意を。

最後のトンネル、長尾山第3トンネルです。長男君はまだまだ元気がありそう。

短いトンネルを抜けると、あともう少しでゴール。

民家が見えてきました。ちなみにスタートの生瀬駅は西宮市で武田尾駅は宝塚市になります。

比較的新しい綺麗なトイレが整備されています、ありがたいですね。

美味しそう&気持ちよさそうな誘惑がありますが、寄り道せずに駅を目指します。

 

ようやく駅に到着。武田尾駅は無人駅です、切符も買えますが券売機が一つしかないので交通系カードの利用が便利だと思います。

ちょうど駅についた所で電車が発車してしまいましたが、15分程で次の電車きてくれました。駅のホームはトンネル内になっており子供ウケは良いです。

ちなみに福知山方向に進むと、次の駅は道場になり神戸市北区になります。神戸・三田プレミアムアウトレットの近くですね。

電車に乗ると程なくして強めの夕立が降ってきました。ギリギリセーフ、もう少しで雨に打たれるところでした。

こういう時ように折りたたみの日傘をもってると暑さも雨もしのげますよ。

 

OSMO ACTION4でPOV撮影した動画

今回Peak DesignP.O.VキットをOSMO ACTION4に付けて、ザックに取り付けPOV撮影してみました。

使ってみた感想は非常に良好で、やはり両手を開けることができるのはありがたいです。今回はGRⅢ・GRⅢXでの写真撮影に重きを置いていたので、動画撮影に殆ど気を使わなくて良いのはほんと楽でした。

ひとつ上げるならOSMO ACTION4のNDフィルターが欲しいですね、レンズが違うのでAction3用の物とは兼用できないと思うのですが、DJIさんどうなのですか?

 

感想・まとめ

今回は子供(7歳・4歳)をつれて武田尾廃跡ハイキングに行ってきて、暑さも有り少々の不安もあったのですが子供達も楽しんでくれたようで非常に楽しめました。

特に車両好きの長男君は「帰ったら昔走っていた機関車を調べてみる!」と終始楽しそうにしていたので、よい夏休みの思い出になったかなと思います。

次男君も普段はあるけない枕木の上をあるいたり、真っ暗なトンネルを歩いたりと長男に負けず楽しそうでした。

子供の服装については登山では無く平坦な道のりということで、普段のスニーカーを履かせましたが特に問題はありませんでした。しかし登山靴でしたらなお安全・安心だとは思います。

撮影に関してはGRの取り回しの良さを再認識しました。GRⅢとGRⅢXを2台左右のポケットの入れて取りたい画角に合わせて撮影しましたが「さっと撮ってさっとしまえて尚且つ画質が良い」とハイキングにもピッタリのカメラだと思います。

後継機で防塵・防滴になってくれればもう完璧なんですが、サイズ的に無理なのかな。どうなんでしょうかRICHOさん?

あと使用比率は4:6でGRⅢの撮影が多かったです。普段使いではGRⅢXの方が比率が多いのですが、やはり自然を前にしたら広めのレンズの方がしっくり来るのかもしれません。

また次回もこの機材構成で登山など行けたらなと考えています。

 

まだまだ使いこなせていませんがアクションカメラ楽しいです。

アクションカメラはもちろん、DJI Pocketも取り付けて使用できます。

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