いきなりですが、今年の夏に我が家で一番活躍した道具といったら何だと思いますか?
貝印のかき氷機?新しく新調したビーチ用のテント?撮影フィールドを選ばないアクションカメラのOSMO ACTION4?
実はどれでもなくて、正解は・・・・・・マキタの充電式エアダスタ AS180Zなんです。
エアダスタが一般家庭の夏の日に何に役立つの?ってなりますが、今日はそんな多機能に使えるマキタ充電式エアダスタ AS180Zを半年以上使用してみたので色々と書いて見たいと思います。
マキタ充電式エアダスタ AS180Zとは
DIY好きの方や工具好きの方には大変人気の電動工具メーカーであるマキタ。このブログでもマキタの電動工具の記事を書いていて、アクセス数を見ても有り難いことにこのブログとしては多く、マキタへの関心の高さがわかります。
マキタに関してはこちらもご参考ください。
そんなマキタが販売してる充電式エアダスタのAS180DZ、何をする工具かと言うとモーターの力でエアー(空気)を出すための工具です。
「え、それだけ?」と思うかもしれませんが、これが中々便利なんです。
同じ様な製品でブロワーというのもがありますが、こちらはもっと業務的な製品で落ち葉や剪定後の掃除などで良く造園業の方が使わていますね。
それに比べてAS180DZはもっとコンパクトで各種アタッチメントによって
- 吹き飛ばし
- 空気いれ
- 空気抜き
と日常生活にも使いやすく設計・開発された商品になっています。
AS001GRDとの違い
実はこちらの商品もう一つ似た商品がありまして、それが充電式エアダスタAS001GZです。
この2つの機種、180DZと001GZの違いは使用するリチウムバッテリーの違いになり、180DZが18Vバッテリー使用で001GZが40Vバッテリー使用になります。
発売時期は001GZが先で、発売された当初は「便利そうだけど40Vか~、18V使用が発売されたら欲しい!」と思っていました。
するとさすがマキタさん、暫くして18V使用の180DZを販売してくれました。すると同じ様に考えていたユーザーさんが多かったようで品切れが続いて、販売当初は中々手に入らい状態に。。。
そんな2機種の違いはバッテリー容量相当の差がありそうですが、実はほとんど違いがありません。
最大真空度(kap) | 風速(m/s) | 最大風圧(kpa) | 最大風量㎥/min | |
---|---|---|---|---|
AS180DZ | 10.3 | 200(最大) | 29.7 | 1.1 |
AS001GZ | 10.3 | 200(最大) | 29.7 | 1.1 |
とほぼ同じ出力になっており、作業時間に関してはいうと
モード1 | モード2 | モード3 | モード4 | |
---|---|---|---|---|
AS180DZ | 約55分 | 約30分 | 約20分 | 約15分 |
AS001GZ | 約50分 | 約25分 | 約17分 | 約13分 |
となっており18Vバッテリー使用のAS180DZの方が若干長くなってます、なんで?
本体の質量・寸法もほんの僅かにAS180DZが小さく軽いので(重さで100グラム・寸法で2ミリ程)AS180DZを選んだ方が幸せになれそうですね。
ただすでに40Vバッテリーを沢山持ってる方や、バッテリー+充電器のセットが欲しい方はAS001GZを選択された方が良いです、AS180DZにはバッテリー+充電器のセット販売がありませんので。
本体・同梱品を詳しく見てみる
充電器無しの本体のみですが、各種アタッチメントが同梱なので比較的大きめの箱です。
結構ぎっしり入ってます。
入っていた物を全部机に出してみました。
本体のカラーは今のところマキタブルーの一色展開のみですが、人気があるのでそのうちカラバリが出そうではありますね。
大きさの参考までにインパクトドライバーのTD172Dと比較。こう見ると一回り以上はAS180DZの方が大きいですね。
操作も至って簡単、ロックボタンが便利です。無断変速スイッチとは別に本体側で風量を4段階切り替える事ができます。
吸気口は2種類のフィルターがついています。カバーも簡単に外せます。
もう一つ高性能なフィルターも付属しています、こちらはホコリが多い所で使用するようですね。
各種アタッチメント、空気入れ用や水滴吹き飛ばし用など痒いところに手が届く使用です。
細い所の清掃に非常に便利なホース付きのアタッチメントもあります。
装着したらこんな感じです。PCの中などこれで清掃すれば缶形状のエアダスタとは比較ならないぐらいホコリがとれます。ただ部屋の中でするのはオススメしません、部屋中ホコリまみれになります。
これは吸気側につけるホースと吸引用のアタッチメント。
こんなふうに装着して、衣類や布団の圧縮袋の空気抜きに使えます。
便利だなと思った使い方
色々なアタッチメントが付属していて、使い方もアイデアしだいで沢山ありそうなAS180DZ。我が家の使用例を上げると、オーソドックスな吹き飛ばし・清掃では玄関周りの砂と小石を一箇所に集めたり(掃除機ではないので集めた後は、ホウキなり掃除機で掃除が必要です)、PC周り(PCの中やキーボード)の清掃なんかでも役立っています。
そして今年の夏に改めて「買ってよかった!」と感じた使い方は、プールと浮き輪の空気入れ・空気抜きです。
今年の夏は酷暑で庭でよくプールをしたのですが、新調したビニールプールに空気を入れるのが、以前使っていたポンプだと凄く時間が掛かって音も五月蝿かったのですが、AS180DZだとあらこんなに簡単。
音も五月蝿くないし、空気を抜くのも凄く楽。
動画では空気入れ用のアタッチメント使用していますが、そもそもビニールプールの口が大きいのでアタッチメントもそれに合わせて大きいのを選んでいればもう少し早く出来たと思います。
動画最後のダストボックスの清掃も今までは洗っていたのですが、そうすると乾くまで掃除機を使用できないので困っていました。ですがこの方法なら清掃後直ぐに掃除機を使用できます。
ただフィルターの掃除は破けるのが怖くて風量を一番弱くして使用しています。あと埃の舞が凄いので屋外で、出来れば保護メガネを付けて作業されて方が良いと思います。
夏旅行に持っていったら凄く便利だった
今年の夏は京丹後に海水浴目当で旅行に行ったのですが、その時にAS180DZも持っていきました。
結果は凄く重宝しました。
まずに海に着いて浮き輪や大きめのビニールボートの空気入れ・空気抜き。もうこの時点で「持ってきて良かった~」だったのですが、このAS180DZの真骨頂は拭き飛ばし作業。
片付け時にテントに付着した砂の除去から、シュノーケルやその他小道具に至るまでの砂の除去、もうこの時点でマキタさんに感謝の電話をしようかと思ったぐらい便利でした。
そして車への荷物の積み込み時も、最終もう一度砂をやゴミを吹き飛ばす事で後の車内清掃が軽減されるので「帰ったら車内清掃しなきゃな~」という心的ストレスも無いです。
嵩張らない多きさとは流石に言えませんが、これひとつ車に積んで行くだけで夏の旅行はかなり快適になると思います。ちなみに充電器は持っていかず、バッテリーは18V6A一個で十分持ちました。
まとめ・感想
今回はマキタ充電式エアダスタ AS180DZを長期使用した感想等を書いてみました。
実際私も購入する前は「吹き飛ばし清掃以外に使うかな?」と思いながら購入しました。でも使用すると分かるこの便利さ、もう私は手放せませんね。
普段DIYを普段しない方はちょっと手を出しくいかもしれませんが、日常使いの道具としても非常に便利な電動工具なので、遊び盛りの子供がいる家庭持ちとして凄くオススメです。
今回は使用例として上げていませんが、ワイドレンジノズルを使用しての洗車後の水滴飛ばしや、サッシや等の清掃にも役立ちそうなので年末の大掃除にも活躍してくれそうですね。
ただ1つ次期種へのリクエストを上げるとするなら、もうちょっとコンパクトにしてもらえたら嬉しいですマキタさん。