DJI Osmo Action4の後継機にあたる『DJI Osmo Action 5Pro』の噂情報が出てきたので今現在判明している事をまとめていきたいと思います。
- 機種名は『Action 5 Pro』になる!?
- スペックを予想してみる
- 本体画像とスペックの一部が判明
- Action5proのリーク画像とAction4を見比べてみる
- 発表は8月28日!?⇛リーク情報から少しずれて9月中旬頃!?
- Action 5 Proは40MPの1/1.3インチセンサー搭載!?
- DJIから『OSMO ACTION 5Pro』のティザーサイトが登場 ※9/14更新
- 感想・まとめ
機種名は『Action 5 Pro』になる!?
先週DJI関連のリークを発信しているIgor Bogdanov(Xアカント)さんがXでDJIの時期アクションカメラのリーク情報を発信しました。
👉Somehow I forgot to mention that there will be something interesting besides DJI drones.#dji #djiosmoaction5pro pic.twitter.com/RUuliWUaFQ
— Igor Bogdanov (@Quadro_News) 2024年6月24日
内容は「ドローン以外にも面白いものがある」との事で認証機関の登録コードと思われる画像を公開したものでした。
さらに別の情報によると海外の認証機関の登録は既にされているようで、Action4の後継機の準備は進められていて近々発表があるのかもしれませんね。
スペックを予想してみる
今のところスペック等の噂は全くありませんのであくまで私個人の予想ですが、センサーがOsmo Pocket3と同じ1型になるのでは?と想像しています。
ただそうなると心配なのがAFと筐体のサイズですね。
基本的にアクションカメラは広角でのパンフォーカスなのでAFは搭載していません、Osmo Actionシリーズも例に漏れずパンフォーカスでの撮影になります。
アクションカメラとしての撮影なら広角でのパンフォーカス撮影で困らないのですが、最短撮影距離は0.4mと意外と寄れずVlog用途では少し気を付けなければピンボケになってしまう事もあります。
実は1/1.7インチのセンサーを搭載していたころのOsmo Actionは最短撮影距離が0.3mともう少し寄れていました。
これはOsmo Action4になって搭載するセンサーが1/1.7インチ→1/1.3インチに拡大された弊害なのですが、もし5proが1型センサー搭載となるとさらに最短撮影距離が伸びて少し使いづらくなるかもしれませんね。
↑Action4から引き続き1/1.3センサー採用で確定のようです。
1型AFセンサーだとブリージングが心配 ←1/1.3センサーで確定
仮にPocket3の様にAFが搭載されても違う心配があります。
それはフォーカスブリージングの問題です。Osmo Pocket3は撮れる映像はとても美しく気に入っているのですが、いかんせんフォーカスブリージングが大きく撮影に気を使う時があります。
上の動画の最後の横を向きながら歩いているシーンで、前に柱が来るたびにピント位置が変わってブリージングにより画角が変化しているのがわかると思います。
AFの速度自体は非常に早く優秀なのですが、それも相まってブリージングがよく目立ちシチュエーションによっては見辛い映像になってしまいます。
目まぐるしく場面が変わる撮影が多い本来のアクションカメラという観点からみるとパンフォーカスの方が使い勝手が良さそうですよね。
Proと付くからには少々のサイズUPは仕方なし!?
あと1つ気になるのは名前にProと付く意味ですね。
色々な想像ができますが例えば『5 Pro』と無印『5』の2バリエーション展開で、片方は今までの1/1.3センサー搭載機種でProの方は1型センサー搭載となりやや筐体が大きくなる。
なんて想像もできますが蓋をあければ『5 pro』のみの展開、センサーも従来と同じ1/1.3センサー搭載で他の機能が大幅ブラッシュアップなんて事もありえるかも。
現状のリーク情報では『5Pro』の1機種のみの展開のようで、サイズもさほど変化がないようです。
本体画像とスペックの一部が判明
Photo Rumorsに本体画像とスペックが掲載されています。
SNSでもOsitaLV(Xアカウント)さんが本体画像をリークしていまいした。
What's the Pro you promised? pic.twitter.com/E29KLS4d7F
— OsitaLV (@OsitaLV) 2024年7月14日
気になるスペックは
- 視野角155°
- 低照度性能の向上
- センサーは1/1.3インチ
- 高度なDJI画像と録画アルゴリズム
となっており、センサーは引き続き1/1.3インチになるようですね。ただ低照度性能の向上とあるのでAction4と全く同じセンサーなのかはまだ分かりません。
Action4から低照度性能を向上させただけなら『Action4 PRO』というネーミングでも良さそうですが、あえてナンバリングを『5』にしたという事は他にも何か性能面で違いがあるのかも知れませんね。
Action5proのリーク画像とAction4を見比べてみる
リーク画像のACTION5のレンズ部分がACTION4に比べて少し大きく見えたので横に並べて比較してみました。
本体ボディサイズが同じと仮定して比率を合わせてみましたが、どうでしょう。やっぱりレンズカバーの外径が大きく見えますね。
重ねてみるとレンズの部分はほぼ同じ(レンズのスペックは同じなので当然か)なのでリーク画像が本物ならレンズカバーのみ変更があるかな?でもそうなるとNDフィルターなど使いまわしがきかず、新たに専用のものを用意する必要がありそうですね。
発表は8月28日!?⇛リーク情報から少しずれて9月中旬頃!?
Xに『DJI Osmo Action5 Pro』の新しいリーク情報が出ていました。それによると発表は8/28とのことです。
👉Well? Shall we discuss ?🙃#dji #djineo pic.twitter.com/onm14sHPa0
— Igor Bogdanov (@Quadro_News) 2024年8月6日
Action4同様に『Standard Combo』と『Adventure Combo』が用意されているようですね。正式発表が楽しみですね!
DJIの新製品の発表は当初のリーク情報より少し遅れており、順当にいけば『DJI Osmo Action5 Pro』の発表は9月中旬頃になりそうですね。
AmazonでもAction4が割引価格で販売され始めているので新製品の発表が近いのは間違いないと思います。
そしてIgor Bogdov(Xアカウント)さんが新しい『DJI Osmo Action5 Pro』の画像をリークしていました。
Osmo's black eye hides
— Igor Bogdanov (@Quadro_News) 2024年8月30日
In the shadow of leaves.
Moment poised to leap.#dji #osmoaction5pro pic.twitter.com/ijSTUza8RU
いままでのリーク画像と比べてACTIONの文字が少し違いがありますね。
👉Apart from the new design, I liked the Osmo Action 5 Pro battery case. Unusual, I approve of it#dji #osmoaction5pro pic.twitter.com/dHeyWYODYW
— Igor Bogdanov (@Quadro_News) 2024年8月30日
バッテリーも少し容量が大きくなるとの噂がありますが、どうなるのでしょうか。
Action 5 Proは40MPの1/1.3インチセンサー搭載!?
新しいリーク情報によると『Osmo Action 5 Pro』はシリーズ最大解像度となる40MPの1/1.3インチセンサーと搭載しているようです。
Specs:
— Igor Bogdanov (@Quadro_News) 2024年9月6日
40MP 1/1.3-inch
155° FOV
Up to UHD 4K120 Video
4-Hour Batteries
Live Stream
47GB Built-In Storage
Memory Slot: 1 TB Max
SuperNight Slow-Motion Modes #dji #osmoaction5pro pic.twitter.com/vFdRYrNNUy
- 40MP 1/1.3インチセンサー
- 画角は対角155°
- 4K120P 4時間連続撮影
- ライブストリーム
- 47GBの内蔵ストレージ
- 1TBまでのメモリカードに対応
- スーパーナイトスローモーションモード
- 3ステレオマイク
- Wi-Fi6(802.11ax)
- Bluetooth5.0
画像にある新しいアクセサリーであろうグリップも気になりますね。録画開始ボタンの他にもボタンが有り使い勝手が良さそうです。
DJIから『OSMO ACTION 5Pro』のティザーサイトが登場 ※9/14更新
ついにDJI公式HPにティザーサイトが登場しました。
内容は様々なアクティビティ映像の後に『OSMO ACTION 5Pro』らしきシルエットにPROの文字が浮んで、「プロの時代が始まる」と短く説明されています。
新製品発表のスケジュールは2024年9月19日22:00(日本時間)とあるので、当初のリーク情報よりは遅くなりましたが、あと少しで発表ですね。
以下ここまで判明しているリーク情報を元に『Osmo Action 5 Pro』のスペックをおさらいしてみます。
13.5Stopのダイナミックレンジ!?『Osmo Action 5 Pro』は画質特化のアクションカム
新たなリーク情報によると『Osmo Action 5 Pro』は革新的な画質のアクションカムのようです。
スペック情報の主な内容は
- DJI OsmoAudio接続エコシステム
- Wi-Fi6.0及びUSB3.0による高速データ通信
- カラー温度センサー
- 高性能4nmチップ
- 内蔵ストレージ47GB
- 高精度な気圧/水圧計
- 次世代1/1.3インチセンサー
とのことで、まずは『Osmo Action5 pro』はDJI OsmoAudio接続エコシステムを使用してDJI Mic2をトランスミッターに直接接続でき、高いサンプリングレートでオーディオ録音可能とのことで、接続にレシーバーは要らないようですね。Action4ではレシーバー無しでの接続ではDJI MIC2の接続は1つだけなので、POCKET3同様に2個同時接続できるようになるのでしょうか。
そして肝心のセンサーですが前回のリーク情報通り40MP1/1.3インチセンサーでACTION4のセンサー(1/1.3インチ1000万画素)の使い回しではないようです。
そして驚くべきは画素ピッチ2.4μmで13.5Stopのダイナミックレンジを持ち合わせているとのこと。
2.4μmの画素ピッチはピクセルビニング(複数のピクセルを1つにまとめる技術)の効果から出る数字だと思うのですが、それにしてもこのセンサーサイズで13.5Stopのダイナミックレンジの広さって可能なの?と個人的にはちょっと疑ってます。
もうひとつの特徴として微細化された4nmチップを採用しており従来よりデータ処理の高速化が期待できるとのこと。
その恩恵として32倍のスーパースローモーションが可能で1080P/240fpsでの撮影と後処理により960フレームに相当する動画を作成できるみたいです。
最大4時間連続撮影!?ディスプレイの輝度は1000nit
新しいバッテリーを採用したことで最大4時間まで撮影が可能なようです、がこれがどのフォーマットでの撮影かは現時点ではわかりません。
そしてディスプレイがフロント・リアともに少し大きくなり、リアの輝度は1000nitのものになるようで屋外でもかなり見やすくなりそうですね。あとフロント・リアともに10bitD-LogMのプレビュー機能が可能なようです。
新しいリーク画像を見てみる
発表前ということでほぼ確定だと思われる画像がリークされていました。
今回はマウンテンサイクリングコンボやロードサイクリングコンボ等もラインナップされるようですが、通常のコンボのパッケージだろう画像もリークされていました。
バッテリーが従来のAction4のものが使えるか気になりますね。
感想・まとめ
いよいよ発表までカウントダウンとなってきた『Osmo Action 5 Pro』、確定に近いリーク情報もたくさん出てきてスペックの全容が見えてきた感じがします。
今までの情報をみるに、今回のAction5は画質特化したモデルになるよですね。その他の細かい部分もAction4からブラッシュアップされているようなので、個人的にかなり期待しています。
あと気になるのは低照度撮影の情報が今のところ全く無いのは、そこの強化は今回はあまりないのかなとも勘ぐります。
引き続き新しいことがわかれば更新していきたいと思います。
OSMO Action4についてはこちらもご参考ください