ぷいろぐ

中年オヤジの趣味と備忘録ブログ 

標高920mのリゾート『休暇村・奥大山』に宿泊してきた

  本ページは商品のリンクにプロモーションが含まれています

8月の上旬に鳥取県にある『休暇村・奥大山』に宿泊してきました。

私の住んでいる兵庫県の神戸から車で3時間程の大山の麓にある高原で、自然を満喫しながらグルメを楽しんだお話です。

 

奥大山ってどんなところ?

奥大山は鳥取県にある中国地方の最高峰である大山の南麓に広がる、自然豊かなエリアです。

西日本最大級のブナ林が広がり、季節を問わず美しい風景を楽しめます。澄んだ空気と豊かな水は都会の喧騒を忘れさせてくれて、特に水はサントリーの天然水でも有名ですがとても美味しかったです。

 

播但連絡道~中国自動車道~米子自動車道を経て鬼女台展望休憩所

お盆休みの時期を避けた事もあって特に渋滞に巻き込まれることもなく順調に高速道路を進んであっという間に鳥取県へ入りました。
最近は高速の休日割引除外日があるので、我が家では大型連休はなるべく避けて日程をいれています。
播但連絡道~中国自動車道~米子自動車道と乗り継ぎ、蒜山ICで自動車道を降りて蒜山大山スカイラインを暫く走ったら見えてくる鬼女台展望休憩所に立ち寄ってみました。

トイレを小さな売店があり、景色がとても綺麗な展望書です。
 

左にみえる建物がトイレです。奥に続く道は展望台へと続いています。
 

駐車場からでも大山がよく見えます。
 

奥に見えるのは売店です。バイカーの方も立ち寄っていました。
 

せっかくなので先程の展望台へと続く道を進んでいきます。
 

これが思ったより距離があり、汗だくになりました。

途中に撫子(ナデシコ)に花が咲いていたのでパシャリ。

暫くすすむと展望台が見えてきました。いやー思ったより距離がありました。
 

展望台からの眺めはこんな感じです。昔一度登ったことある大山ですが、この方角から見るとまた違った顔に見えますね。
 

展望台から下をみると牛?がいるのを発見。放牧しているのかな。

展望台へと続く道の砂はサラサラとしていてサンダル等だと内側に入ってしまうのでご注意を。家の子達は足の裏が真っ黒になっていました。
景色も良く小さいながらも売店もある展望台なので、近くにきたならオススメの場所です。

売店はこんな感じでソフトクリームも売ってます。

 

休暇村・奥大山に到着

鬼女台展望休憩所あとにして車で5分程で目的地である『休暇村・奥大山』に到着です。

自動車道を降りてから近いのが嬉しいですね。個人的には車の運転を好きなのですが、同乗者もそうとは限らないでの早く付くのに限ります。

建物の外観はこんな感じです、結構立派な宿泊施設になってます。

建物の前はこんな風になっています。とても大きな敷地なので、ここだけでも色々と遊べそう。

ちなみにこの『休暇村・奥大山』は標高920mにあり、三方を山に囲まれているので光害が少なく星空もとても綺麗に見えるそうです。

土日限定で星座観察会も行っているようですので気なる方はこちらをご参考ください。

 

昼食は施設内レストランでジンギスカン定食

チェックインまでには少し時間があったので取り敢えず受付だけ済ませてから施設内にあるレストランで昼食を取ることにしました。

建物の中は新しくは無いですが広々として綺麗に清掃されていて好感が持てました。

この無料のお水がとても美味しかったです。ちなみに館内は蛇口を捻ればこのお水と同じ品質のものが出るそうです。

ランチメニューがあったのでそちらから選ぶことに。

私と妻が選んだのはジンギスカン陶板焼き定食です。ご飯に味噌汁とサラダに漬物が付いています。

見た目よりボリュームのあるお肉とサラダ。

お肉は程よい肉厚で柔らかく、タレも美味しく満足の定食でした。

子供達が選んだのは普通のカレーです。5歳児でも美味しく食べられる辛さのカレーです。少し貰いましたがこちらも美味しかったですよ。


あのCMの撮影場所『木谷沢渓流』にいってみた

昼食の後は周辺のエリアを散策してみることにしました。『休暇村・奥大山』の施設の周りをウォーキングするコースもあったのですが、せっかくなので車ですこし足を伸ばすことに。

向かったのは宿泊施設から車で12分程のところにある木谷沢渓流です。

この場所はサントリー天然水のCMで歌手の宇多田ヒカルさんがロケに訪れた場所でもあります。

渓流への入口ですがこの場所でもすでにマイナスイオンを沢山感じられます。

大きなブナ林の自然歩道になっていて、遠くに渓流のせせらぎが聞こえてくるここちのよい場所です。

暫く歩くと撮影(多分ウェディングフォトかな?)をされている方達がいました。

澄んだ水がとても綺麗な場所です。水はとっても冷たく触ると気持ち良かったです。

そこから少し歩いたところで沢が見えてきました。

さらに奥に進んでいくと水の流れる音と共に渓流が姿を現します。

三脚を持っていなかったのでLUMIX+S24-105の手ぶれ補正に頼って、手持ちマニュアルモードで長秒撮影。写真は1/2秒ですが、体を預ける場所があるならもう少しSSを長くできます。

駐車場に止めて全部見て回っても約1キロほど、大目に見て一時間もあれば見て回れます。

特別な用意はいりませんが滑りやすいので、サンダルでは無く靴を履いていきましょう。こちらのHPに地図が載っているので行かれる方はご参考ください。

 

『みるくの里』で白バラソフトクリームを食べる

続いて牛を見たいという次男の要望に答えるべく、木谷沢渓流からさらに車を15分程走らせて『みるくの里』を訪れました。

大きな看板があるので分かり易いですね。

いきなり目当ての牛が!と思ったけど作り物でした。牛の上には乗らないでね!

とりあえず3時のおやつにと、名物の白バラ牛乳を使った特性ソフトクリームを食べたのですがあっと言う間に溶けていきます。。。

そして目当ての牛さんは。。。いませんね。

どうやら何時でも放牧している訳では無いらしく、体験プログラムなども行っているようですが残念ながら当日はしていませんでした。

目の前に雄大な大山を見上げることができ、広々とした芝生が広がった広場もあるので近くに来た際は立ち寄ってみるのも良い場所だと思います。

体験プログラブ等の詳しい情報はこちらをご参考ください。

白バラ牛乳が家の近所の銭湯に置いてあるのですが、風呂上がりに飲むと格別ですよね~。
 

次の場所に行こうと駐車場にいくと道路を挟んだ放牧地に牛さん達が!普段はここで放牧しているようですね。
 

『まずみず高原 天空リフト』に乗ってみた

そろそろ宿泊施設に帰ろうと車で走っていると面白そうなところを発見。

冬にはスキー場として営業している『まずみず高原』ではグリーンシーズンの間は天空リフトとして運行しているようです。
看板の値段をみて「ちょっと高いね」と思ったのですが、まぁ旅の思い出として良いかなと考え乗ってみることに。
受付近くではヤギがお出迎えしてくれます、有料ですが餌やりもできるようです。
傾斜を見たところ帰りは歩いてもいけそうなので、片道チケットを購入しようと思ったら往復券しかないとのこと。
JAF割引が効くので会員の方はお忘れなく、あと500mlのお水を1本ずつ貰えました。
 

いざ天空目指してレッツゴー!
 

振り返れば日本海と米子の街が見えています。
 

思ってたより(失礼ですね)たくさんの方達とリフトですれ違いました。
 

片道約8分で頂上に到着。

ハンモックも置いてありくつろげますが、置いてる場所からなのか子供が乗るには少し怖いようです。

恋人の聖地モニュメントも置いてありリフトのシートもカップルシートが有るようです。この手の聖地って日本の景勝地に全部で幾つぐらい有るんだろ。。。
この他にもマウンテンバイクを輸送してもらえたり(別料金)、年間パスなんかも有るようです。詳しくはこちらの案内をご参考下さい。
 

大浴場で汗を流してお待ちかねの夕食へ

天空リフトを堪能した後はそろそろ子供たちも疲れてきたようなので、宿泊予定の『休暇村・奥大山』に帰ってきました。

宿泊する客室は4人家族には十分広く、掃除も行き渡った清潔感のある部屋でした。

ポーチから廊下まで綺麗にしてくれいます。和室の客室によくある窓際の小さな空間『広緑(ひろえん)』と呼ぶらしいですが、私この空間が大好きなんです。旅館の温泉に入った後に食事までの間、ここでゆったりしながらビールを飲みのが旅での至福の一時ですよね。

トイレは勿論の事洗面所と部屋風呂も付いており、1泊だけでしたが特に困ることもなく快適に過ごすことができました。

ある程度荷物の片付けが済んだ後はいよいよお風呂です。ここ『休暇村・奥大山』のお風呂は温泉では無いのですが、地下250mから汲み上げた硬度13の「超軟水」を使用した『美肌の湯』となっています。大浴場の画像は無いですが、なかなかにゆったり入ることができる浴場で大満足でした。冷水サーバーを設置しているので湯上がりに好きなだけ美味しい天然水を頂けます。

大浴場で汗を流したらお待ちかねの夕食です、旅の醍醐味はお風呂と夕食といっても過言ではないですよね。夕食の場所はお昼を頂いた場所と一緒です(上の画像はお昼のものです)。

食事はビュッフェとなっており、海と山の幸が所狭しと並びます。

焼き魚にその場で握ってくれるお寿司や子供が大好きな揚げ物類にお蕎麦屋やうどん、お肉料理も豊富でジンギスカンもありました。そしてデザートも沢山用意されていて何を食べようか本当に迷ってしまいます。ビュッフェってついつい取りすぎてしまうんですよね、自分の胃袋と相談しつつ少しずつお皿に取りましょう。

 

2日目最終日は大山寺と自然歴史館へ

夕食後は天気が良ければ星空を観測する予定だったのですが、残念ながら夕方から天気が崩れてきたので中止となりそのまま就寝。

朝食も品揃え豊富なビュッフェで美味しく頂きました。
お土産を忘れずに購入してチェックアウトを済ませ、短い間ですがお世話になった『休暇村・奥大山』を後にしました。ちなみに『休暇村・奥大山』内のお土産コーナーでは商品が割引になる時間帯があるので、その時間に購入すればお得です。

帰りに何処に寄ろうか色々考えたのですが、数年前に大山を登ったときに訪れた大山寺に久しぶりに行くことにしました。
『休暇村・奥大山』から車を約30分程走らせて大山ナショナルパークセンターに到着。

近くにある駐車場はこの時期は無料で駐車できます。

大山ナショナルパークセンターは大山登山やレジャーの利用拠点として利用されていて、休憩室やトイレにコインロッカー・シャワールーム等が利用可能です。勿論入館無料で年中無休で開館しています。

そしてナショナルパークセンターの前にあるのが大山自然歴史館です。

館内は大山の自然の歴史が写真や模型・剥製等の展示と一緒に学ぶことができ、資料コーナーでは地形地質・動植物・歴史等の多くの図書もあります。

四季毎に自然観察会等のイベントも開催しており、こちらは予約不要で参加も無料のようです。興味のある方は大山自然歴史館HPをご確認ください。

 自然歴史館を後にして大山北壁に向かって続く長い坂を歩いていきます。

途中にお土産屋さん、飲食店や足湯に郵便局、モンベル等もあるこの道は御幸参道本通りという道で、大山寺への参道となっています。

長い石畳と石段を進んでいくとようやく山門が見えてきました。

山門を抜けて石段を歩いていきます。

ほどなく下山観音堂が見えてきます、本堂はもう少しです。

最後の石段を登ります。この時点の気温は30.6度で結構汗だくです。

ようやく本堂に到着です。お参りをして奥を見るとまだ道が続いています。

実はこの道、大山寺の奥にある大神山神社奥院の参道に繋がっています。

大山寺の山門手前に大きな鳥居があり、この道が大神山神社奥院の参道になっていて先程の道はここに繋がっています。

自然石を敷き詰めた参道は約700mで国内最長となっています。石が湿っているので気を付けて歩いていきます。

大きな神門が見えてきました。この門は閂(かんぬき)が外側についている逆門となっていて、珍しい門みたいです。

逆門をぬけて最後の階段が見えます。

この門を抜けて本殿に続く景色を見て、随分前に友人達と大山を登った後ここに訪れた事を思い出しました。

ようやく本殿に到着です。大神山神社奥院の本殿・幣殿・拝殿は国の指定重要文化財になっています。

訪れた時期は丁度修繕工事の真最中で、国内最大の権現造りの社殿の全容を見ることは叶いませんでしたが、これはこれで変わった物を見れたので良かったです。

お参りも済んだので来た道を戻ってくると、ちょうど時間がお昼時となりました。

何を食べようか考えていると子供達がソフトクリームを食べたいというので昼食前にデザートを食べることに。

このソイエさんというお店で豆乳ソフトクリームを頂いたのですが、とっても美味しかったです。

このお店元々が豆腐屋さんで2階で食事をできるようなのでこちらで昼食をとることに。ちなみに天然温泉も併設されています。

2回はお風呂と食堂が併設していて広々としています。

ソフトクリームである程度満足している子供たちは半玉うどんを頼みました。

妻は食べ放題の豆腐を注文しました。豆腐やさんだけあってとっても美味しかったそうです。

私が頼んだのは麻婆豆腐丼、これまた美味しい豆腐でした。

食事を済ませたらいよいよ帰路に、最後に大山を拝んで帰ります。

 

感想・まとめ

今回は鳥取県にある『休暇村・奥大山』に宿泊した話を書いてみました。

一泊二日に短い旅行でしたが、なかなか中身が濃い旅で楽しかったです。子供達も楽しめたようで、次はぜひ子供達と大山に登ってみたいと思います。

今回紹介した奥大山は関西にお住みの方でしたら比較的アクセス良好で、自然が豊かで食べ物もとっても美味しく心身ともにリフレッシュできるオススメのスポットでした。

最後に大山に登った時の一枚を、また登りたいなー。

長距離運転のお供に。眠くなったら無理せずにすぐに休憩しましょう。
h1 { position: relative; padding: 0.5em; background: #a6d3c8; color: white; }