少し前にヒートブレイクを組み立て直してプリントの調子はすこぶる良好なのですが、せっかく購入したのでRevo MicroをPRUSA MINIに取り付けてみました。E3Dの Rapidchange revoについては以前の記事でさらっと書いてます。
ノズル取替はこんな感じです。
で取り付けた感想は確かにノズル交換は楽です、ただ従来のV6システムのホットエンドに比べて全てが上かって言われるとそうでも無いかなって言うのが少し使ってみた感想です。
以下、少し使用して気になる点をいくつか上げてみたいと思います。
1.ノズル交換は工具は要らないが直ぐにできない
直ぐにできないっていうのはV6も同じなんですが、説明すると従来のV6のノズルの場合は工具を使って交換していた為、ある程度はホットエンドに熱が残っている状態でも直接手で触らないので交換ができたのですが(火傷注意です!)、Revo nozzleの場合はソックスの部分を直に指で摘んでクルクルするので完全にクールダウンしていないと熱いです。ソックスを外して先端を工具で摘むという手もありますがそれってなんか本末転倒のような気も。。。
2.完全にクールダウンした状態だとノズル交換できない
これはV6ノズルもそうなんですが未使用以外の物はノズル内側に溶けたフィラメントがある為にフィラメントが溶け出す温度でまず軽く緩めるか、すこしフィラメントをリロードしてあげないノズル交換はできません。
完全にクールダウンした状態からでも少し力をいれて回せばノズルを取り外すことは出来ますが新しいノズルを組み込むときに本体に残っているフィラメントが邪魔でノズルが上手いこと組み込みできません。
なので順序としては加熱されている状態で一度軽くノズルを緩めて(火傷注意!)クールダウンするのを待って交換か、フィラメントを一度リロードしてクールダウン(リロードするにも加熱が必要)してから交換かになるのかなと考えてます。何かいい方法があれば是非教えてください。。。
3.交換ノズルが高価、また種類が少ない
これはもう交換する前から分かってた事なんですが、今のところ交換ノズルはE3Dの純正品しか無いと思います。真鍮製で一個が20€(約2900円)+送料なので今までアリエクで購入していたTrianglelab社の真鍮製が一個300円+送料なのを考えるとなかなか高級なノズルですよね。種類の方は最近E3Dから耐摩耗性のObXidianノズルというものが発表されたようです、こちらは一個38.95€(約5600円)+送料。。。おぅ高いな。。。
この先サードパーティからノズルが発売されれば良いんですがパテント的に無理みたいな事を何処かで読んだ気がします。
4.結局どうなのよ
こう書くと良いこと無いじゃねって感じですが、私は今のところ満足してます。なぜかと言うと、ノズル交換も上に書いた事を考慮してもV6よりは早いです(私の場合ですが)工具でガチャガチャしてトルク管理に神経質になる必要が無いのも精神的に良いです。あと正確に測ってないのではっきり言えませんが加熱時間が早い気がします、これはRapidchange revoに採用されているヒーターコアによる所だと思います。
そして肝心の印刷性能ですがこちらも検証不足ではっきり言えませんが、Revoシステムの売りのクイックなノズル交換よりもこちらのパフォーマンスアップの方が嬉しいかもしれません。こちらはまた色々印刷してみてまた書いてみたいと思います。
また交換動画も撮ってみたので編集でき次第(いつになるやら。。)You Tubeに上げてみたいと思ってます。