ホットエンドをRevo Microに交換して調子が良いのか悪いのかはっきりしない状態の我が家のPrusa Miniですが、またまた交換部品を購入しました。。。
今回購入したのはこちら
はいそうです、タイトルにある通りBondtechのPrusaMIni用のExtruderです。
今はこれのコピー品であるTrianglelabのExtruderを使用しているのですが、せっかくなのでBondtechの製品と比較してみたいと思います。まずは今回は外観編ということで見て気づいた違いを主に書いて行きます。
・値段と納期の違い
まず値段ですが、Traianglelabは今現在(12/17)アリエクで¥4920の送料無料で販売しています、私が購入した時よりも¥400ぐらい安いかな。。もう一つ予備で買うか。。。いや要らないか汗。。納期は2週間となってますが私が注文した時は一週間ちょっとで届いた記憶があります。
続いてBondtechの値段ですが公式サイトで確認すると$75(¥10250)で販売中で送料はFedexのInternational Priorityで$27(¥3690)納期は7日に注文して12日に届いたので一週間弱ですかね、早いな。あとPaypalで支払ったので手数料が$3.11(¥425) かかりました、これは支払い方法によっては掛からないと思います。支払い合計は為替相場にもよりますが大体¥15000程かと思います。
こうして比較してみると本体価格差も倍以上ありますが送料が結構違いますね、何しろ¥0と¥3690ですからね。
・本体外観の違い
では写真で外観を比較していきます。
あ、底面撮るの忘れた。。。すみません。。。
結論から言うとBondtechの方が質感は上です、やはり値段差の違いはありますね。Traianglelabの造形は積層痕が見えているのでプリント成形だと思うのですが素材はわかりません、HPで確認するとPa+GF30と書いてあるので射出成形品もロットによってはあるのかな?ちなみに私の所有している物は2個とも積層痕があるプリント成形品と思われる物です。
Bondtechの方はツルッとした質感でマットな色合いで所有感がありますね、まぁ3Dプリンターのパーツに所有感を感じても仕方ないのですが。。。
こちらはHPで確認してみるとSLS PA12というナイロン系の素材を粉末焼結積層造形を用いてプリントした物のようです、ヒンジは射出成形と書いてありますね。
あとBondtechは本体側面にフィラメントセンサーを取り付ける凹みがあります。
・本体内部の違い
まず中を割ってみて思ったのはBondtechの方は結構減肉してますね、軽量化の為なのかコストカットの為なのか。。。ということで質量比較もしてみました。
Bondtech方が重いんかーい!まぁ素材の違いもあるのでしょうけどね。
あと細かい所ではテンショナーのツマミ(M3ボルト)をねじ込むナットがBondtechの方はインサートナットの様な物になっていてTraianglelab方はタップ加工したプレートを差し込んであります。さしてテンショナーとしての使い勝手の差は無いと思うのですがBondtechの方が一体感はありますね。
バリの処理もBondtechはほぼ無しでTraianglelabは外観上は無いのですがフィラメントが通る穴(後でドリル加工してるのかな)に結構バリがあります。
・各パーツの違い
ギアはどちらも硬化ドライブギアのようです。色の違いはありますが見た目はあまり違いは分かりません。
モーター側のギアもパッと見は違いがありませんが、よく見るとTraianglelabの方はギアに加工の跡が残ってますね。でもこれくらいでは性能の違いの差は無いと思います。
付属ボルトとテンショナーボルトはTraianglelabの方は多分ステンレス製のボルトだと思われます、Bondtechの方はblack oxide steel とあるので日本でいう黒染という処理だと思うのですがネジ本体の材質はわかりません、SCMとか使ってるのかな。。。
あとプリント品質に全然関係ない細かい部分ですが、テンショナーのボルトについてるナイロンのワッシャーの厚みが違いました。
ワッシャーの内径も違っていて最大系は同じなんですが、Bondtechの方は少し小さなところがありまして(ネジを切ってる程では無いと思う)これのお陰でワッシャーが抜け落ちる心配がありません。まぁ一度セットしてしまえば調整こそすれど取り外すことは無いとは思いますが。。。
とりあえず今回はここまでにして、次回は組み付けてプリント品質の違い等を比較出来たらなと考えてます。。。。が年末のバタバタで今年中にできるかな。。。
TraianglelabのExtruderについてはこちらの記事もどうぞ